コラム確認日 2026年10月16日この記事には広告(アフィリエイト)を含みます
冬の車中泊の寒さ対策。エンジンを止めたとき、何が起きる?
冬の車中泊は、どれだけ着込めばいいのか、ヒーターを使っていいのかで迷いやすい場面です。こんな声があります。
「確かに風の影響は受けませんけど、鉄の箱である車はかなり冷えます。」Yahoo!知恵袋の投稿(読者の声)
この記事は、JAF や NITE などの公開資料に書かれていることだけを整理しました。これで安全と言い切れる方法はありません。お使いの車の取扱説明書、キャンピングカーならビルダーの案内を優先してください。
エンジンを止めた車内は、どれくらい冷えるか
JAF は2014年2月、長野県の菅平高原で、エンジンを止めた車内(ミニバン)に8時間いる検証をしました。開始時の外気温は -10.2℃、最低 -13.2℃。テスト終了時の車内温度は -7℃ まで下がりました。
出典:JAF「冬の車内温度(JAFユーザーテスト)」。服装は統一、4名のモニター。8時間耐えたことと、快適だったことは別です。
PR 冬用の寝袋(快適温度 -5℃前後の物)紹介文には、確かめられた事実だけを書きます。
エンジンをかけたまま寝る前に(一酸化炭素)
JAF が2015年2月に行った実測では、雪でマフラーの高さまで覆った車で、何も対策しない場合は 16分後 に CO 濃度が短時間暴露限度の 400ppm に上がりました。窓を5cmほど開けたケースでも、約40分後に400ppmに上がっています。
カイロと「低温やけど」
NITE の2025年の注意喚起では、カイロについて「カイロを直接肌にあてない。」「就寝時には使わない。」と書かれています。製品の表示と取扱説明書に従ってください。
出発前のチェックリスト
- 車の取扱説明書(キャンピングカーはビルダーの案内)を読み直した
- エンジンをかけたまま寝ない前提で、寝具を用意した
- 雪の地域では、マフラー周りが雪で埋まらないか確かめた
- 毛布・寝袋・足元の保温をそろえた
印刷して使える「出発前の点検表」キャンピングカー版16項目・一般車版9項目(当サイトの自社商品)
出典
- JAF「冬の車内温度(JAFユーザーテスト)」
- JAF「クルマが雪で埋まった場合、CO中毒に注意(JAFユーザーテスト)」
- NITE「就寝時の“足元”暖房にご用心!」(令和7年1月14日)
- Yahoo!知恵袋(読者の声として引用)