トップ > くるま旅ノート > 2026年 > 2月 > 車のドアのゴムの手入れ:すき間風と雨漏りを防ぐ
2026年2月8日(日)の話題DIY・メンテナンスコラム No.2231この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

車のドアのゴムの手入れ:すき間風と雨漏りを防ぐ

公開
図:車のドアのゴムの手入れ:すき間風と雨漏りを防ぐ
図:車のドアのゴムの手入れ:すき間風と雨漏りを防ぐ
この記事で分かること
  • ドアや窓の周りのゴムの役目
  • 冬にできるゴムの手入れ
  • 傷みに気づいたときにすること

ゴムは、車内を守る「すき間のふた」

車のドアや窓、後ろのドアの周りには、ぐるりとゴムが付いています。ドアを閉めたとき、このゴムが車体に押しつけられて、すき間をふさぎます。外の冷たい風や雨、ほこりが車内に入らないのは、このゴムのおかげです。

ゴムが傷んで硬くなったり、ひびが入ったり、ずれたりすると、すき間ができて、すき間風や雨漏りの原因の一つになることがあります。キャンピングカーは、居室の出入り口や窓、天窓、外の収納の扉など、ゴムの付いた場所がたくさんあります。

道路運送車両法の第47条では、自動車の使用者は、自動車の点検をし、必要に応じて整備をすることで、保安基準に適合するように維持しなければならないとしています。ゴムの具合を見るのも、ふだんの点検の一つとして習慣にしておきましょう。

冬は、濡れたままにしない

ドアのゴムのパッキン
ドアのゴムのパッキン 写真:Ilcraft / CC BY-SA 4.0

JAFが長野県の菅平高原で行ったテストでは、ドアを水で濡らした車は一晩でドアが凍りつき、開けるのに20キロ以上の力が要りました。濡らさなかった車は約5キロの力で開いています。JAFは、雨の後などドアの内側が濡れたまま駐車すると凍るおそれがあるので、水気をふき取るか凍結防止剤を塗るよう勧めています。また、凍ったドアを無理に開けようとすると、ドアや車体のゴム、ドアノブを傷めるおそれがあると注意しています。

手入れすることひとこと
ふき取り雨や雪の後、ゴムと枠の水気をふくやわらかい布で
汚れ落とし砂や泥をふき取る砂はゴムを傷める
凍結の予防凍結防止剤を塗る説明書きに合う物を
開けるとき凍っていたら無理に引かない解けるのを待つ
見るひび・ずれ・硬さを確かめる季節の変わり目に

傷みに気づいたら

ゴムにひびやちぎれ、はがれがあったら、自分で接着剤を塗ったりせず、販売店や整備工場に相談しましょう。車内ですき間風を感じる場所があれば、細いひもや紙を窓の枠やドアの周りに近づけ、揺れる所を探しておくと、相談のときに場所を伝えやすくなります。雨の後に車内の床や壁が濡れていたら、早めに見てもらいます。

  • 雨や雪の後、ゴムと枠の水気をふき取った
  • ゴムに砂や泥が付いていないか見た
  • 凍ったドアを無理に開けていない
  • ひび・ずれ・硬さを季節の変わり目に確かめた
  • すき間風の場所を見つけたら、店に相談すると決めた

ふき取り用のやわらかい布を車に一枚置いておくと、雨や雪の後の手入れがすぐにできます。

掃除用品は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。

グッズのページへ

まとめ

  • ドアや窓の周りのゴムは、すき間をふさいで車内を風や雨から守っています。
  • JAFのテストでは、濡れたままのドアは一晩で凍りつきました。水気はふき取りましょう。
  • ひびやずれに気づいたら、自分で直そうとせず、販売店や整備工場に相談します。

次に読む車の手入れは『点検とメンテナンス』のコーナーへ。読み物『出発前の点検リスト』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、車のキーの電池の交換を紹介しています。

参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
  1. JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)「寒冷地での駐車時は窓やドアの凍結に注意!(JAFユーザーテスト)」(確認日 2026-10-17)
  2. e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路運送車両法 第47条(使用者の点検及び整備の義務)」(確認日 2026-10-17)

あわせて読む

同じ分類(DIY・メンテナンス)のコラム

02.242026(火)
扉の蝶番撮影 Jeff Gogarty / CC BY-SA 2.0
DIY・メンテナンス車のドアの開け閉めの重さ:蝶番の手入れ

ドアの開け閉めが重くなったり、きしむ音が出たりしたら、蝶番まわりの手入れの合図かもしれません。自分で見てよい範囲と、整備工場に頼む判断の分かれ目を、国土交通省の点検整備の案内と道路運送車両法の決まりから整理します。

01.182026(日)
ボタン電池(CR2032)撮影 Raimond Spekking / CC BY-SA 4.0
DIY・メンテナンス車のキーの電池の交換:スマートキーが反応しない

スマートキーの反応が悪くなったら、まず疑いたいのがキーの電池の消耗です。JAFの解説を手がかりに、電池が弱ったときに起きることと、旅先で慌てないために取扱説明書で確かめておきたい、ドアの開け方とエンジンのかけ方をまとめます。

03.172026(火)
図:スライドドアのレールの掃除
DIY・メンテナンススライドドアのレールの掃除

スライドドアのレールに砂やほこりがたまると、動きが重くなったり、閉まりきらなかったりします。自分でできるレールの掃除の手順と、掃除のときに指を挟まないための注意、整備工場に相談したい症状を、消費者庁と国土交通省の案内から整理します。

12.312025(水)
重曹の箱撮影 Michael / CC BY 2.0
DIY・メンテナンス車内の消臭:重曹と換気

冬の車内は窓を閉めがちで、食事や濡れた物のにおいがこもります。においの元を外へ出す換気、重曹を置く方法、エアコンのフィルターの確かめ方を、車の取扱書とJAFの冬の車内のテストを手がかりに順にまとめます。

次に読む

コーナー: 点検とメンテナンス/読み物: 出発前の点検リスト/前の回: 車のキーの電池の交換:スマートキーが反応しない

読み物 / グッズ / 地域のページ / 2026年2月のコラム / コラムの一覧へ