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キャンピングカーの基本の分け方

バンコン・キャブコン・バスコン・軽キャンパー・トラックキャンパー・キャンピングトレーラー・フルコン。日本RV協会の「キャンピングカー図鑑」の分け方をもとに、見分け方・向いている人・大きさと価格の幅を1つずつ説明します。

ハイエースのキャンパー(1976年)撮影 Omer Simkha / CC BY 2.0国産の新車 91台バンコンハイエースやキャラバンなどのバンの車体はそのまま、中だけを寝泊まりできる部屋に作り替えた形。国産の新車ではいちばん数が多…CORDE Leaves(コルド リーブス・カムロード)撮影 Comyu / CC BY-SA 4.0国産の新車 50台キャブコン運転席(キャブ)がついたトラックなどの車台に、部屋(シェル)を載せた形。運転席の上に張り出した寝床(バンク)がある物が多…BORDER BANKS(ボーダーバンクス)撮影 Comyu / CC0国産の新車 2台バスコントヨタ コースターなどのマイクロバスの車体をそのまま使い、中を部屋に作り替えた形。大きく、しっかりした車体が特徴。軽トラックのキャンパー(ダイハツ ハイゼット・テントむし)撮影 Comyu / CC BY-SA 4.0国産の新車 26台軽キャンパー軽自動車を土台にしたキャンピングカー。軽バンの中を作り替える物と、軽トラックに部屋を載せる物がある。トラックキャンパー(XP Camper)撮影 Gillfoto / CC BY-SA 4.0基本の分け方トラックキャンパーピックアップトラックの荷台に、取り外しできる部屋を載せた形。部屋を下ろせば、ふつうのトラックとして使える。エアストリームのトレーラー撮影 Oleg Yunakov / CC BY-SA 4.0基本の分け方キャンピングトレーラーエンジンの無い部屋を、車で引いて運ぶ形。着いた先で切り離せば、車だけで買い物や観光に出られる。米国のクラスAモーターホーム撮影 Oleg Yunakov / CC BY-SA 4.0基本の分け方フルコンエンジン・駆動系・フレームだけの車台から、車体の全部を作る形。運転席から後ろまでがひと続きの部屋になる。ホンダ N-VAN撮影 TTTNIS / CC0基本の分け方一般車の車中泊仕様キャンピングカーとして作られていない、ふつうの車を寝られるように工夫して使う形。日本RV協会の図鑑の分け方には無い。米国のクラスAモーターホーム撮影 Oleg Yunakov / CC BY-SA 4.0基本の分け方海外の大型車(クラスA・B・C)米国では、モーターホームをクラスA・B・Cの3つに分けて呼ぶ(RV 業界団体 RVIA の Go RVing の説明)。

早見表

分け方定義(日本RV協会の図鑑の原文)当サイトの国産の新車
バンコン「バン、ミニバン、ワゴン車等をベースに、内装を架装したキャンピングカー」91台
キャブコン「キャブ付きシャーシにシェル(車室空間)を載せて架装したキャンピングカー」50台
バスコン「バス、マイクロバスのベースボディをそのままに、内装を架装したキャンピングカー」2台
軽キャンパー「軽自動車のトラックやバンをベースに架装したキャンピングカー」26台
トラックキャンパー「ピックアップトラックの荷台に、着脱可能なキャンパーシェルを搭載したキャンピングカー」―
キャンピングトレーラー「けん引車によってけん引されるトレーラー(エンジンが搭載されていないもの)」―
フルコン「専用のベアシャーシ(フレーム、駆動系、エンジンなどのみ)にボディの全てを架装したキャンピングカー」―
一般車の車中泊仕様キャンピングカーとして作られていない、ふつうの車を寝られるように工夫して使う形。日本RV協会の図鑑の分け方には無い。―
海外の大型車(クラスA・B・C)米国では、モーターホームをクラスA・B・Cの3つに分けて呼ぶ(RV 業界団体 RVIA の Go RVing の説明)。―

図鑑は、自分で走る「自走式」と、引いてもらう「けん引式」に大きく分けています。セミ・フルコンバージョン(バスの車体の運転席より後ろに部屋を一体にした物)、トレーラーハウス(主に置いて使う大型のトレーラー)も図鑑に載っています。

「種類」と「8ナンバー」は別の話

上の分け方は車の作りによる呼び方です。8ナンバー(キャンピング車)は、国の通達の構造の条件を満たして「キャンピング車」として登録した車で、同じバンコンでも8ナンバーの車とそうでない車があります。車検証の「車体の形状」で確かめられます。

キャンピング車の主な条件(国土交通省の通達の原文の数字)

  • 寝床:乗車定員の3分の1以上(端数は切り捨て。定員2人以下は1人以上)の大人用の寝床。大人1人分は長さ1.8m以上・幅0.5m以上の続いた平らな面で、上に0.5m以上の空間(短い辺から0.9mまでは0.3m以上)。
  • 水:10リットル以上の水のタンクと洗面台など(水を溜められる設備)があり、タンクから水を送れる。10リットル以上の排水のタンク。
  • 炊事:0.3m×0.2m以上の調理台など、コンロなどで炊事ができる。火の近くの耐熱・換気、常設のガスの容器は車室と仕切る。
  • 高さ・広さ:洗面台・調理台を使う床から上に1,600mm(台の上端が850mm以下なら1,200mm)以上。水と炊事の設備とそれを使う場所の床の広さが0.5㎡以上。
  • 面積:特種な設備の広さが1㎡(軽自動車は0.6㎡)以上で、客室などの合計の2分の1を超える。荷物を積む設備(物品積載設備)を持たない。

ほかにも細かい条件があります。数字は国の通達の原文から(確認 2026-10-18)。

出典