トップ > キャンピングカーの基本の分け方
キャンピングカーの基本の分け方
バンコン・キャブコン・バスコン・軽キャンパー・トラックキャンパー・キャンピングトレーラー・フルコン。日本RV協会の「キャンピングカー図鑑」の分け方をもとに、見分け方・向いている人・大きさと価格の幅を1つずつ説明します。
撮影 Omer Simkha / CC BY 2.0国産の新車 91台バンコンハイエースやキャラバンなどのバンの車体はそのまま、中だけを寝泊まりできる部屋に作り替えた形。国産の新車ではいちばん数が多…
撮影 Comyu / CC BY-SA 4.0国産の新車 50台キャブコン運転席(キャブ)がついたトラックなどの車台に、部屋(シェル)を載せた形。運転席の上に張り出した寝床(バンク)がある物が多…
撮影 Comyu / CC0国産の新車 2台バスコントヨタ コースターなどのマイクロバスの車体をそのまま使い、中を部屋に作り替えた形。大きく、しっかりした車体が特徴。
撮影 Comyu / CC BY-SA 4.0国産の新車 26台軽キャンパー軽自動車を土台にしたキャンピングカー。軽バンの中を作り替える物と、軽トラックに部屋を載せる物がある。
撮影 Gillfoto / CC BY-SA 4.0基本の分け方トラックキャンパーピックアップトラックの荷台に、取り外しできる部屋を載せた形。部屋を下ろせば、ふつうのトラックとして使える。
撮影 Oleg Yunakov / CC BY-SA 4.0基本の分け方キャンピングトレーラーエンジンの無い部屋を、車で引いて運ぶ形。着いた先で切り離せば、車だけで買い物や観光に出られる。
撮影 Oleg Yunakov / CC BY-SA 4.0基本の分け方フルコンエンジン・駆動系・フレームだけの車台から、車体の全部を作る形。運転席から後ろまでがひと続きの部屋になる。
撮影 TTTNIS / CC0基本の分け方一般車の車中泊仕様キャンピングカーとして作られていない、ふつうの車を寝られるように工夫して使う形。日本RV協会の図鑑の分け方には無い。
撮影 Oleg Yunakov / CC BY-SA 4.0基本の分け方海外の大型車(クラスA・B・C)米国では、モーターホームをクラスA・B・Cの3つに分けて呼ぶ(RV 業界団体 RVIA の Go RVing の説明)。早見表
| 分け方 | 定義(日本RV協会の図鑑の原文) | 当サイトの国産の新車 |
|---|---|---|
| バンコン | 「バン、ミニバン、ワゴン車等をベースに、内装を架装したキャンピングカー」 | 91台 |
| キャブコン | 「キャブ付きシャーシにシェル(車室空間)を載せて架装したキャンピングカー」 | 50台 |
| バスコン | 「バス、マイクロバスのベースボディをそのままに、内装を架装したキャンピングカー」 | 2台 |
| 軽キャンパー | 「軽自動車のトラックやバンをベースに架装したキャンピングカー」 | 26台 |
| トラックキャンパー | 「ピックアップトラックの荷台に、着脱可能なキャンパーシェルを搭載したキャンピングカー」 | ― |
| キャンピングトレーラー | 「けん引車によってけん引されるトレーラー(エンジンが搭載されていないもの)」 | ― |
| フルコン | 「専用のベアシャーシ(フレーム、駆動系、エンジンなどのみ)にボディの全てを架装したキャンピングカー」 | ― |
| 一般車の車中泊仕様 | キャンピングカーとして作られていない、ふつうの車を寝られるように工夫して使う形。日本RV協会の図鑑の分け方には無い。 | ― |
| 海外の大型車(クラスA・B・C) | 米国では、モーターホームをクラスA・B・Cの3つに分けて呼ぶ(RV 業界団体 RVIA の Go RVing の説明)。 | ― |
図鑑は、自分で走る「自走式」と、引いてもらう「けん引式」に大きく分けています。セミ・フルコンバージョン(バスの車体の運転席より後ろに部屋を一体にした物)、トレーラーハウス(主に置いて使う大型のトレーラー)も図鑑に載っています。
「種類」と「8ナンバー」は別の話
上の分け方は車の作りによる呼び方です。8ナンバー(キャンピング車)は、国の通達の構造の条件を満たして「キャンピング車」として登録した車で、同じバンコンでも8ナンバーの車とそうでない車があります。車検証の「車体の形状」で確かめられます。
キャンピング車の主な条件(国土交通省の通達の原文の数字)
- 寝床:乗車定員の3分の1以上(端数は切り捨て。定員2人以下は1人以上)の大人用の寝床。大人1人分は長さ1.8m以上・幅0.5m以上の続いた平らな面で、上に0.5m以上の空間(短い辺から0.9mまでは0.3m以上)。
- 水:10リットル以上の水のタンクと洗面台など(水を溜められる設備)があり、タンクから水を送れる。10リットル以上の排水のタンク。
- 炊事:0.3m×0.2m以上の調理台など、コンロなどで炊事ができる。火の近くの耐熱・換気、常設のガスの容器は車室と仕切る。
- 高さ・広さ:洗面台・調理台を使う床から上に1,600mm(台の上端が850mm以下なら1,200mm)以上。水と炊事の設備とそれを使う場所の床の広さが0.5㎡以上。
- 面積:特種な設備の広さが1㎡(軽自動車は0.6㎡)以上で、客室などの合計の2分の1を超える。荷物を積む設備(物品積載設備)を持たない。
ほかにも細かい条件があります。数字は国の通達の原文から(確認 2026-10-18)。
出典
- 一般社団法人 日本RV協会「キャンピングカー図鑑」(確認 2026-10-18) https://www.jrva.com/about/dictionary/
- 国土交通省「自動車の用途等の区分について(依命通達)」(確認 2026-10-18) https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns07_1.htm
- 国土交通省「用途区分通達4-1-3(4)の自動車(キャンピング車)の構造要件」(確認 2026-10-18) https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/PDF/kubun-3-4-80.pdf
- e-Gov 法令検索「道路運送車両法施行規則 別表第一(軽自動車の大きさ)」(確認 2026-10-18) https://laws.e-gov.go.jp/law/326M50000800074
- Go RVing(米国 RVIA)「Class A Motorhomes」(確認 2026-10-18) https://www.gorving.com/explore-rvs/class-a-motorhomes
- Go RVing(米国 RVIA)「Class B Motorhomes」(確認 2026-10-18) https://www.gorving.com/explore-rvs/class-b-motorhomes
- Go RVing(米国 RVIA)「Class C Motorhomes」(確認 2026-10-18) https://www.gorving.com/explore-rvs/class-c-motorhomes