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2025年10月28日(火)の話題マナー・ルール・安全運転コラム No.2128

車中泊の場所でのトラブル:言い争いにならない

公開
キャンプ場の決まりの看板
キャンプ場の決まりの看板 写真:BLMUtah / Public domain
この記事で分かること
  • 車中泊の場所で、トラブルが起きやすい場面
  • 直接言い合わずに済ませる考え方
  • 場所を移るか、施設の人に相談するかの判断

困りごとは、どこでも起こりうる

夜遅くまで隣の車から話し声や音楽が聞こえる、自分の車のすぐ横に停められて扉が開けにくい、エンジンがかかったままで排気が気になる。車中泊をしていると、こうした困りごとに出会うことがあります。

疲れているときほど、ひと言言いたくなるものです。けれど、知らない相手と夜に直接言い合うと、話がこじれて思わぬ争いになりかねません。

その場所は、誰のための場所か

道の駅の建物
道の駅の建物 写真:Miyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0

まず、自分が今いる場所が、どんな目的の場所かを思い出しましょう。国土交通省は、道の駅の目的を、道路を使う人に安全で快適な道路交通の環境を提供することと、地域の振興に役立つこととしています。登録の要件の休憩機能として、「利用者が無料で24時間利用できる」「十分な容量を持った駐車場」と、清潔なトイレなどを挙げています。

つまり道の駅は、自分だけでなく、道路を使うみんなが休むための場所です。国土交通省の道の相談室は、道の駅を「ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間利用できる休憩施設」とし、運転の途中で疲労回復のために車内で仮眠をとるのはかまわない一方、「駐車場など公共空間における宿泊利用は基本的にご遠慮いただいています」と答えています。あわせて、宿泊利用のための駐車スペースを設けている道の駅もあるので、各道の駅のホームページなどで確かめるよう案内しています。隣の人も自分も、同じ場所を分け合っている立場だと考えると、気持ちが少し落ち着きます。

言い合うより、離れるか相談する

困ったときの動き方は、大きく三つあります。

言い合うより、離れるか相談する1場所を移る:音や停め方が気になるだけのとき/移った先でも決まりを確かめる2施設の人に相談する:施設の決まりに関わることのとき/営業している時間に相談する3警察に相談する:身の危険を感じるとき/ためらわず電話する

いちばん手軽で確かなのは、自分が場所を移ることです。少し離れるだけで、音や光が気にならなくなることもよくあります。施設の決まりに関わることなら、施設の人に伝えて任せましょう。

自分が困らせる側にならない

困りごとを減らすには、自分が周りを困らせない工夫も大切です。

  • 隣の車との間を十分にあけて停めた
  • 夜は話し声や扉の開け閉めを静かにした
  • 不要なアイドリングをしていない
  • 車の外に物を広げていない
  • 施設の決まりの掲示を読んだ

お互いに少しずつ気をつければ、同じ場所で気持ちよく休めます。

まとめ

  • 困ったときに知らない相手と言い合うと、争いになりかねません。
  • 道の駅は道路を使うみんなが休む場所で、駐車場など公共空間での宿泊利用は基本的に遠慮が求められています(宿泊用の駐車スペースを設けている道の駅もあります)。
  • 自分が場所を移るか、施設の人に相談し、身の危険を感じたら警察に連絡しましょう。

次に読む泊まる場所のきまりは『マナーとルール』のコーナーへ。読み物『道の駅・SA/PAで車中泊はしてよい?』もあわせてどうぞ。施設ごとの決まりを前もって知るには、コラムNo.2107「旅先の町の掲示板を読む:その地域だけの決まり」が、着いてすぐ読む掲示の項目を確かめる参考になります。

参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
  1. 国土交通省 道路局「道の駅案内 概要」(確認日 2026-10-17)
  2. 国土交通省 道路局「道の相談室 休憩施設「道の駅」」(確認日 2026-10-17)

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