トップ > くるま旅ノート > 2026年 > 4月 > 軽油の旧暫定税率も廃止に:ディーゼル車の燃料代の考え方
2026年4月3日(金)の話題お金の基本コラム No.2285この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

軽油の旧暫定税率も廃止に:ディーゼル車の燃料代の考え方

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
給油機(軽油など)撮影 Henri Aja / CC BY-SA 4.0
給油機(軽油など)(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 軽油引取税の旧暫定税率が廃止されたこと
  • 旅の燃料代を、自分の車の数字で見積もる方法
  • 燃料代を抑えるための日ごろの工夫

4月1日に旧暫定税率が廃止

東京都主税局の案内によると、軽油引取税の当分の間税率(旧暫定税率)は、令和8年(2026年)4月1日に廃止されました。4月1日以降に行われた行為にかかる軽油引取税は、1キロリットル当たり15,000円の税率になります。4月1日より前に行われた行為には、引き続き1キロリットル当たり32,100円の税率が使われます。

軽油の店頭の値段は、税のほかにも原油の値段や店ごとの事情で決まります。税率が変わったからといって、値段がいつ、どれだけ変わるかは店によって違います。この記事では値段を決めつけず、自分で見積もる方法を紹介します。

燃料代は「距離÷燃費×単価」

旅の燃料代は、走る距離を、自分の車の燃費で割り、出かける前に給油した軽油の単価を掛けると見積もれます。燃費はカタログの数字ではなく、満タンにしてから次に満タンにするまでの距離と給油した量から、自分の車の実際の数字を出しておくと当たりやすくなります。

見積もりに使う数字調べ方
走る距離地図の経路検索で、行きと帰りと寄り道を足す
自分の車の燃費満タンから満タンまでの距離 ÷ 給油した量
軽油の単価出かける前に給油した時のレシートを見る
予備渋滞や寄り道に備えて、一割ほど多めに見ておく

キャンピングカーは、荷物の量や坂道の多さで燃費が大きく変わります。山へ行く旅と海沿いを走る旅では、同じ距離でも燃料の減り方が違うので、旅ごとに記録をつけておくと、次の見積もりが確かになります。

燃料代を抑える日ごろの工夫

滋賀県が紹介している「エコドライブ10のすすめ」では、100kgの荷物を載せて走ると3%程度も燃費が悪化するとしています。また、タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化するとしています。使わない荷物を降ろし、出発前に空気圧を確かめることは、旅のたびにできる燃料代の節約です。

  • 満タンから満タンまでの距離と給油量で、自分の燃費を出した
  • 旅の距離を、寄り道も含めて足した
  • 予備として一割ほど多めに見積もった
  • 使わない荷物を降ろした
  • 出発前にタイヤの空気圧を確かめた

燃料代の記録を続けるなら、家計の付け方を扱った本を一冊読んでおくと、続けやすい形が見つかります。

家計の解説書は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。

グッズのページへ

まとめ

  • 軽油引取税の旧暫定税率は2026年4月1日に廃止され、税率は1キロリットル当たり15,000円になりました。
  • 燃料代は、距離を自分の車の燃費で割り、給油した単価を掛けて見積もりましょう。
  • 荷物を減らし、空気圧を確かめることが、旅のたびにできる節約です。

次に読む税や燃料代の考え方は『維持費と税の基本』のコーナーへ。読み物『税金と車検の基本』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、環境性能割の廃止を紹介しています。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 東京都主税局「軽油引取税の当分の間税率(旧暫定税率)の廃止について」(確認日 2026-10-17)
  2. 滋賀県「エコドライブの推進(エコドライブ10のすすめ)」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

あわせて読む

同じ分類(お金の基本)のコラム

04.012026(水)
自動車の販売店イメージ撮影 Eirian Evans / CC BY-SA 2.0
お金の基本環境性能割が廃止されました:キャンピングカーを買うときの税

2026年3月31日をもって、自動車税と軽自動車税の環境性能割が廃止されました。これからキャンピングカーを買うときにかかる税の種類を、東京都主税局の案内をもとに、買った年と毎年にかかる物に分けて整理します。

03.262026(木)
図:お金の計画の見直し:一年に一回イメージ撮影 RVテラス(図) / 当サイト作成
お金の基本お金の計画の見直し:一年に一回

車と旅にかかったお金は、一年に一回まとめて見直すと、次の年の計画が立てやすくなります。毎年かかる税、二年ごとの車検、旅のたびに出るお金に分けて書き出す方法と、見直しに向く時期を、公式の資料をもとに整理しました。

03.012026(日)
金色の硬貨イメージ撮影 Anonimski / CC0
お金の基本旅のお金の失敗談:予算を超えた理由

車中泊の旅で予算を超えてしまう理由は、燃料・高速料金・食事の三つに集まりがちです。よくある失敗の形を振り返り、次の旅の計画で同じことを繰り返さないための記録の付け方と、燃料代を抑える運転の工夫を、滋賀県のエコドライブの案内から整理します。

02.142026(土)
区画に電源と給水の柱があるキャンピングカーの駐車場イメージ撮影 Elgaard / CC BY-SA 4.0
お金の基本お金を払って安心を買う:有料の泊まる場所の価値

車中泊の旅で有料の泊まる場所を選ぶと、電源・トイレ・ごみ処理・管理する人の目といった安心が手に入ります。日本RV協会が定めるRVパークの条件を手がかりに、払うお金と得られるものを一つずつ並べて考えます。

次に読む

コーナー: 維持費と税の基本/読み物: 税金と車検の基本/前の回: 環境性能割が廃止されました:キャンピングカーを買うときの税

読み物 / グッズ / 地域のページ / 2026年4月のコラム / コラムの一覧へ