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2026年10月11日(日)の話題マナー・ルール・安全運転コラム No.2476

走行中に窓からゴミを捨てない

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
道ばたに捨てられたゴミ撮影 Jengod / CC BY-SA 4.0
道ばたに捨てられたゴミ(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 走行中の車から物を投げることについて、法律にどう書かれているか
  • ゴミを捨てることについての、もう一つの法律
  • 車内にゴミの「行き場所」を作っておく工夫

走っている車から物を投げることは禁止

道路交通法 第七十六条は「禁止行為」をまとめた条文です。その第四項は、誰もがしてはならない行為を並べており、第五号に「前号に掲げるもののほか、道路において進行中の車両等から物件を投げること。」とあります。

窓から投げた物は、後ろを走る車やバイク、歩いている人に当たるかもしれません。小さな空き缶でも、速度が出ていれば危険な物になります。この条文は、ゴミに限らず、走っている車から物を投げること全般を禁じています。

罰則を定めた第百二十条は、「五万円以下の罰金に処する」行為を第一項の各号に並べており、その第十号に第七十六条第四項の違反を挙げています。

ゴミを捨てること自体も禁じられている

もう一つ、廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)の第十六条は、とても短い条文です。

「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」

第二十五条は、この第十六条に違反して廃棄物を捨てた者を罰則の対象に挙げ、「五年以下の拘禁刑若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」と定めています。

法律何を禁じているか
道路交通法 第七十六条走っている車から物を投げること
廃棄物処理法 第十六条ゴミをみだりに捨てること

どの条文がどの場面に当てはまるかは、その時の事情によって判断されます。ここでは、条文に何が書かれているかの紹介にとどめます。

車内に「ゴミの行き場所」を作る

窓から捨ててしまう理由の多くは、車内に置き場所が無いことです。最初から行き場所を決めておけば、迷うことはありません。

  • 運転席と助手席の間に、口の広いゴミ袋を一つ:手を伸ばせば入れられる所に置く
  • 飲み物の容器は飲み終えたら置き場へ:転がって足元に入ると危ないので、立てて置ける所を決める
  • においの出る物は口をしばる袋へ:食べ残しや包み紙は、小さな袋に入れて口をしばる
  • 休憩のたびに袋を見る:いっぱいになる前に、まとめて大きな袋へ移す

くるま旅パークの案内には、車旅のゴミは自宅まで持ち帰るのが基本ルールで、施設によっては引き取ってもらえる場合がある、と書かれています。車内のゴミ袋は、家まで運ぶための袋でもあります。

同乗する人にも伝える

運転している人が気をつけていても、後ろの席から窓の外へ物が出てしまうことがあります。出発前に、ゴミはこの袋へ入れてね、と一言伝えておくだけで防げます。子どもと一緒の旅なら、ゴミ袋の係を決めるのも一つの方法です。

まとめ

  • 走っている車から物を投げることは、道路交通法で禁じられています。
  • ゴミをみだりに捨てることは、廃棄物処理法でも禁じられています。
  • 車内に手の届くゴミ袋を一つ置き、同乗する人にも伝えておけば防げます。

次に読む泊まる場所でのふるまいは、読み物『道の駅・SA/PAで車中泊はしてよい?』で、国や高速道路会社の案内をもとにまとめています。『マナーとルール』のコーナーと、前の回のコラムもあわせてどうぞ。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第七十六条(禁止行為)」(確認日 2026-10-17)
  2. e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第百二十条」(確認日 2026-10-17)
  3. e-Gov 法令検索(デジタル庁)「廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第十六条(投棄禁止)」(確認日 2026-10-17)
  4. e-Gov 法令検索(デジタル庁)「廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第二十五条」(確認日 2026-10-17)
  5. くるま旅クラブ(一般社団法人 日本RV協会)「くるま旅パーク(ゴミに関する基本ルール)」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

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