車中泊の道具の重さを量る:積みすぎを防ぐ
- 積む道具の重さを量っておく理由
- 種類ごとにまとめて重さを量る方法
- 量ったあとに、減らす道具の選び方
道具は種類ごとにまとめて量る
車中泊の道具は、一つずつは軽くても、全部合わせると思った以上の重さになります。寝具、調理、照明、水、収納などの種類ごとに箱や袋にまとめ、家の体重計で重さを量っておくと、積みすぎに気づけます。重さが分かれば、どの種類を減らせばよいかも見えてきます。
重さは燃費にも関わる
環境省のページに載っている「エコドライブ10のすすめ」(平成24年10月 エコドライブ普及連絡会)は、八つめに「不要な荷物はおろそう」を挙げています。そこでは、「車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。たとえば、100kgの荷物を載せて走ると、3%程度も燃費が悪化します。」と書かれています。また、車の燃費は空気抵抗にも敏感で、スキーキャリアなどの外装品は使わないときは外すよう勧めています。
旅のたびに道具を全部積んでいくと、使わない物の重さを運び続けることになります。量った重さを、燃費のことも考えて見直してみましょう。
量り方の手順
| 手順 | すること | ポイント |
|---|---|---|
| 一 | 積む道具を全部、床に出す | 車に積みっぱなしの物も出す |
| 二 | 種類ごとに箱や袋にまとめる | 寝具・調理・照明・水・収納など |
| 三 | 箱ごとに体重計で量る | 人が箱を持って乗り、自分の体重を引く |
| 四 | 量った重さを紙に書く | 旅の前に見直せるようにする |
| 五 | 前の旅で使わなかった物に印を付ける | 減らす候補にする |
水は重さがかさみやすい物の一つです。どれだけ積むかは、行き先で水を補給できるかで決めると、積みすぎを防げます。飲み水と、洗い物などに使う水を分けて考えると、必要な量を決めやすくなります。
量った結果は、旅の種類ごとに分けて書いておくと便利です。一泊の近場の旅と、何泊もする長い旅では、積む物が変わるからです。
量ったあとに減らす
減らす候補は、前の旅で一度も使わなかった物です。一回の旅で使わなかった物は、次は家に置いていっても困らないことが多いものです。同じ働きの道具が二つ以上ある場合は、一つにまとめます。
重さを減らしたい道具は、軽い物に買い替えるのも一つの方法です。重い道具ほど、軽い物との差が大きくなります。積める重さは、車検証や車の取扱説明書で一度確かめておきましょう。持ち物の量を整理するときは、軽くまとまる収納の道具があると便利です。
収納は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 積む道具は、種類ごとにまとめて重さを量ります。
- 100kgの荷物を載せて走ると、燃費が3%程度悪化するとされています。
- 前の旅で使わなかった物から減らし、積みすぎを防ぎましょう。
次に読む道具の種類ごとの選び方は『グッズの選び方』のコーナーにまとめています。前の回は、走っても倒れない車内のゴミ箱の置き方でした。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 環境省(エコドライブ普及連絡会)「エコドライブ10のすすめ(平成24年10月 エコドライブ普及連絡会)」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(グッズの選び方)のコラム
イメージ撮影 Derek Harper / CC BY-SA 2.0車内のゴミ箱は、シートの背に掛けるか床に固定するかして、走っても倒れない置き方にします。車からゴミを投げたり旅先に捨てたりすることを禁じる道路交通法第76条と廃棄物処理法第16条も確かめ、置き方の工夫を整理します。
イメージ撮影 OathOn / CC0車中泊の道具は、まず家にある布団や段ボール、懐中電灯で一晩試し、足りないと分かった物だけ買うのが失敗しない順番です。通信販売には法律上のクーリング・オフ制度がない点も、国民生活センターの見守り新鮮情報の文言で確かめます。
イメージ撮影 Vyacheslav Argenberg / CC BY 4.0寝袋やテーブルなどのキャンプ用品は、買う前に借りて試すこともできます。公営のキャンプ場の貸し出しの例と、借りるときに確かめたいこと、借りて試してから選ぶ考え方を、北海道初山別村と和歌山県御坊市のキャンプ場の公式の案内を手がかりにまとめます。
イメージ撮影 Jim Osley / CC BY-SA 2.0中古のアウトドア用品は手ごろな一方で、見落としが事故や失敗につながることもあります。買う前に見るところを、NITEのリユース品の5つのチェックポイントと消費者庁のリコール情報サイトを手がかりに、布の道具の見方とあわせて一覧にします。



