保管中の車内に生えるカビ:時々開けて換気する
- 保管中の車内にカビが生えやすい理由
- 晴れた日に開けて換気する手順
- 湿気をためない片付け方と点検の表
閉め切った車内は湿気がこもる
しばらく乗らない車の中にカビを生やさないためには、晴れた日に時々ドアと窓を開けて換気することが基本です。東京都が家の中のカビ予防で「もっとも有効」とする方法を、閉め切った車内にも取り入れます。
東京都のカビ対策の案内は、「カビは、換気不足などの理由で湿度が高くなると発生します。」と書いています。さらに「天気の良い日の換気は、湿度を下げるため、カビ予防対策としてもっとも有効な方法です。」としています。家の中についての説明ですが、閉め切ったまま置いておく車内にも同じ考え方が当てはまります。
JAF Mateも、雨が続くと「窓を開ける機会も減り、車内に湿気がこもりがち。」と注意しています。秋の長雨のあとは、とくに車内の様子を見に行きましょう。
晴れた日の換気の手順
| 順番 | すること | 見るところ |
|---|---|---|
| 1 | 晴れて空気の乾いた日を選ぶ | 雨の翌日は地面が乾いてから |
| 2 | ドアと窓を開け、風の通り道を作る | 対角の窓を開けると空気が抜けやすい |
| 3 | マットやクッションを立てて、下に風を通す | 床や板に湿り気がないか |
| 4 | 収納の扉や引き出しも開ける | 奥の角や布の物に白い点がないか |
| 5 | 閉める前に、窓の内側の水滴をふく | 窓の下のふちやゴムの部分 |
東京都の案内は、換気が不足しやすい押し入れなどでは、すのこを使って「空気の通り道を作り、換気を促進する方法が有効」としています。車のベッドの下や収納の奥も、空気が動かない場所です。マットを立てたり扉を開けたりして、空気の通り道を作りましょう。
湿気を持ちこまない片付け方
旅から帰った日の片付けも大切です。濡れた物を車内に残したまま閉め切ると、湿気がこもったままになります。
- 濡れたタオルや雨具は、車から降ろして干した
- 寝具は家に持ち帰って乾かした
- 食べ物と飲み物を車内に残していない
- 床の砂や食べこぼしを掃除した
- 次に換気に来る日を決めた
JAF Mateは、車内のポケットや座席の下などに置く型の除湿の道具や調湿の炭を置く方法も紹介しています。置いたままにせず、換気のたびに様子を見ましょう。掃除の道具を車の近くにまとめておくと、換気のついでに手早く掃除ができます。
掃除用品は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへカビを見つけたら
カビを見つけたら放っておかず、早めに取り除きます。取り除き方や使える洗剤は、車の内装の材質で変わります。車の取扱説明書や、販売店・整備工場で確かめてから作業しましょう。
まとめ
- 保管中の車は、晴れた日に時々開けて換気し、湿気を逃がしましょう(東京都は家の中のカビ予防で天気の良い日の換気を「もっとも有効」としています)。
- マットを立て、収納を開けて、空気の通り道を作りましょう。
- 濡れた物や寝具は車に残さず、持ち帰って乾かしましょう。
次に読む車の手入れは『点検とメンテナンス』のコーナーへ。出かける前の確かめ方は読み物『出発前の点検リスト』でも紹介しています。屋外に置いたまま保管する人は、前の回の『屋外に置く車のボディカバー:風の強い日の考え方』もあわせて読むと、車の外と中の両方の手入れがそろいます。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 東京都保健医療局(東京都アレルギー情報navi.)「室内環境対策(ダニ・カビ)(最終更新日 平成30年3月15日)」(確認日 2026-10-17)
- JAF Mate Online(JAF MEDIA WORKS)「【2025年版】梅雨も快適! クルマの「車内」雨対策とおすすめグッズ6選(2025年6月23日)」(確認日 2026-10-17)
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