旅の費用を一泊あたりに直して比べる
- 旅の費用を「一泊あたり」に直す計算のしかた
- 何を費用に入れるかの決め方と、記録の表
- 国の統計の旅行の単価を読むときの注意
合計の金額だけでは比べられない
短い旅と長い旅では、合計の金額が違って当たり前です。合計だけを見ると、長い旅ほど「高くついた」ように見えます。そこで、旅の費用を泊まった日数で割り、一泊あたりで比べてみます。
> 一泊あたりの費用 = 旅の費用の合計 ÷ 泊まった日数
計算はこれだけです。二人で旅をしたなら、さらに人数で割ると一人一泊あたりになります。
何を費用に入れるかを先に決める
比べるときに一番大切なのは、毎回同じ物を費用に入れることです。旅ごとに入れる物が違うと、比べる意味がなくなります。
| 費用の種類 | 例 |
|---|---|
| 移動 | 燃料代・高速道路の料金 |
| 泊まる所 | RVパークやキャンプ場の料金 |
| 食事 | 外食・食材の買い物 |
| 入浴 | 日帰り温泉など |
| 楽しみ | 入場料・体験の料金・おみやげ |
車の保険や税金のように、旅をしなくてもかかる費用は、別に分けて考えるのがおすすめです。車の維持にかかる費用の考え方は、読み物『キャンピングカー(8ナンバー)の税金と車検の基本』でまとめています。
記録の表を作る
旅が終わったら、次のような表に書き込んでいきます。
| 旅 | 泊まった日数 | 費用の合計 | 一泊あたり | 気づいたこと |
|---|---|---|---|---|
| 春の旅 | ||||
| 夏の旅 | ||||
| 秋の旅 |
何回か続けると、移動の多い旅は一泊あたりが高くなる、同じ場所に長く泊まると安くなる、といった自分の旅の傾向が見えてきます。レシートをその日のうちに写真に撮っておくと、帰ってからの記入が楽になります。家計簿のアプリを使えば、費用の種類ごとの集計もできます。
家計簿アプリは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへ国の統計を読むときの注意
観光庁の「旅行・観光消費動向調査」によると、2025年の日本人の国内宿泊旅行の1人1回当たり旅行支出(旅行単価)は72,412円/人で、前年比4.4%増でした。日帰り旅行は20,000円/人です。この旅行単価には、参加費、交通費、宿泊費、飲食費、買物代、娯楽等サービス費などが含まれるとされています。
この数字は「旅行一回あたり」で、一泊あたりではありません。何泊の旅かは人によって違うので、自分の一泊あたりの費用と、そのまま並べて比べることはできません。統計は全体の傾向を知るための物差しとして使い、自分の旅は自分の記録で比べるのが確かです。
まとめ
- 旅の費用は、泊まった日数で割って一泊あたりにすると比べやすくなります。
- 毎回同じ種類の費用を入れ、旅をしなくてもかかる費用は分けて考えます。
- 国の統計は旅行一回あたりの数字なので、一泊あたりの記録とは分けて読みましょう。
お金の考え方を一冊で学ぶなら、家計や車の維持費の解説書も役に立ちます。
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グッズのページへ次に読む車を持つことにかかる費用は、読み物『キャンピングカー(8ナンバー)の税金と車検の基本』へ。『維持費と税の基本』のコーナーと、前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 観光庁「旅行・観光消費動向調査 2025年年間値(確報)(2026年4月30日)」(確認日 2026-10-17)
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