お金の基本の用語集:種別割・重量税・自賠責
- 種別割は都道府県の税、重量税は国の税、自賠責は強制の保険であること
- 三つの言葉を、払う時期と納め先で見分ける方法
- 自賠責で補償されないもの
三つの言葉は納め先と時期で分かる
車にかかるお金の書類には、似た言葉が並びます。先に答えを書くと、自動車税種別割は都道府県の税、自動車重量税は車検などのときに納める国の税、自賠責は法律で加入が決まった保険です。納め先と払う時期で分けると、混ざらずに覚えられます。
用語を一つの表にまとめる
種別割と重量税
長野県の案内は、「令和元年10月から、自動車税の名称が自動車税種別割に変わりました。制度は自動車税と同様です。」と書いています。同じ時に自動車取得税が廃止され、自動車税環境性能割が始まったことも載っています。古い本で「自動車税」とあるのは、今の種別割のことだと読み替えましょう。
国税庁は、自動車重量税を「車検などの際に自動車の重量等に応じて課税される国税です。」と説明しています。納め方は、自動車検査証の交付等を受ける時までに、自動車重量税印紙を納付書に貼り付けて納める、とされています。車検の見積もりに重量税の行があるのはこのためで、車検のたびに払うお金だと覚えておくと分かりやすくなります。
税額は車の区分で変わります。キャンピングカーの区分での金額は、住んでいる都道府県の案内や国土交通省の税額の表で確かめてください。
自賠責で補償されるもの、されないもの
国土交通省の案内によると、正式な名前は「自動車損害賠償責任保険及び自動車損害賠償責任共済」です。すべての自動車は、自賠責保険・共済に入っていなければ運転できず、入っていないと車検も受けられません。根拠の法律は自動車損害賠償保障法の第五条で、自動車は責任保険又は責任共済の契約が締結されているものでなければ「運行の用に供してはならない。」と定めています。
気をつけたいのは補償の範囲です。案内は「物損事故は補償の対象にはなりません。」とし、対象は人身事故の対人の賠償だけだと書いています。車や物の損害に備えるには、任意の保険を別に考える必要があります。
用語を整理した家計の本を一冊手元に置くと、見積もりを読むときに迷いません。
書籍は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 種別割は都道府県の税で、令和元年10月に自動車税から名前が変わりました。
- 重量税は車検などのときに納める国税で、印紙で納めます。
- 自賠責は人身事故の対人の賠償だけが対象で、物の損害は含まれません。
次に読む税と車検の流れは読み物『税金と車検の基本』へ。お金の話のまとめは『維持費と税の基本』のコーナーにあります。前の回は、税金や保険の相談先の分け方でした。
参考にした公式情報(3件・2026年10月17日に確認)
- 国税庁「No.7192 自動車重量税のあらまし」(確認日 2026-10-17)
- 国土交通省「自賠責保険・共済ポータルサイト「自賠責保険・共済ってどんなもの?」」(確認日 2026-10-17)
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「自動車損害賠償保障法 第五条(責任保険又は責任共済の契約の締結強制)」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(お金の基本)のコラム
撮影 Miyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0車のお金の相談は、中身で窓口が分かれます。見積もりや諸費用は販売店、国の税は国税局の電話相談センターや税務署、保険は保険会社、話し合いで解決しないときはそんぽADRセンター。国税庁と日本損害保険協会の案内の文言で整理します。
撮影 Tony Webster from Portland, Oregon / CC BY-SA 2.0車検証と自賠責保険の証明書は、車に備え付けておかなければ車を走らせてはいけない書類です。法律の条文で決まりを確かめ、任意保険の証券の扱いと、写しを家に置いておく工夫を、道路運送車両法と自動車損害賠償保障法の条文を手がかりに整理します。
撮影 Shixart1985 / CC BY 2.0キャンピングカーにはディーゼル車とガソリン車があり、入れる燃料も燃料代の計算に使う単価も違います。燃料の種類の確かめ方、入れ間違えたときの注意、燃料代の計算の仕方を、JAFの説明と資源エネルギー庁の価格調査を手がかりにまとめます。
撮影 M.rJirapat / CC BY-SA 4.0エンジンオイルの交換は、車を長く使うための身近な手入れです。JAFのエンジンオイルの交換時期の解説を手がかりに、取扱説明書で間隔を確かめる方法と目安の表、荷物の重い車での考え方、費用の記録の仕方を紹介します。
次に読む
コーナー: 維持費と税の基本/読み物: 税金と車検の基本/前の回: お金の相談はどこにする? 販売店・税務署・保険会社
読み物 / グッズ / 地域のページ / 2025年8月のコラム / コラムの一覧へ




