ベース車の年式で変わること:安全装備とリコールの確かめ方
- ベース車の年式で、安全装備が変わることがある理由
- 衝突被害軽減ブレーキの新車への義務付けの時期
- 中古で選ぶときに、年式を見て確かめたいこと
同じ車種でも、年式で装備が違うことがある
中古のキャンピングカーを選ぶときは、ベース車の年式を必ず確かめましょう。同じ車種に見えても、作られた時期によって、安全装備の決まりが違うことがあります。
国土交通省は令和2年1月31日、乗用車等の衝突被害軽減ブレーキについて国際基準を導入し、「世界に先駆けて新車を対象とした義務付けを行います」と発表しました。
衝突被害軽減ブレーキの義務付けの時期
発表にある、義務付けの適用の時期は次のとおりです。
| 区分 | 国産車 | 輸入車 |
|---|---|---|
| 新型車 | 令和3年11月 | 令和6年7月 |
| 継続生産車 | 令和7年12月(軽トラックは令和9年9月) | 令和8年7月 |
対象は、発表によると、専ら乗用の用に供する乗車定員10人未満の自動車と、貨物の運送の用に供する車両総重量3.5トン以下の自動車などです。キャンピングカーの場合、もとになったベース車が何か、いつ作られたかで、装備の有無が変わり得ます。義務付けの対象かどうかや、実際にその車に備わっているかは、販売店や車の取扱説明書で確かめましょう。
発表は、こうした運転支援装置について「機能には限界があり作動しない場合もあります」とも注意しています。装備があっても、過信しない運転が大切です。発表は、機能を十分に理解したうえで過信せず、引き続き安全運転を心がけることが重要だとしています。試乗のときに、装備の表示や警告の出方も販売店に見せてもらいましょう。
年式を見て、リコールも調べる
中古車を選ぶときは、年式や型式をもとにリコールの届出がないかも調べておきましょう。国土交通省の自動車のリコール・不具合情報のページでは、リコール情報を検索できます。リコールの対象なら、修理が済んでいるかを販売店に尋ねます。
- ベース車の年式と型式を、車検証で確かめた
- 衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備の有無を、販売店に尋ねた
- 装備の働きと限界を、取扱説明書で読んだ
- リコールの届出がないかを調べ、対象なら修理の有無を確かめた
キャンピングカーの種類ごとのベース車の違いは、入門の本でも比べられます。
キャンピングカーの入門書は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 中古のキャンピングカーは、ベース車の年式で安全装備が違うことがあります。
- 衝突被害軽減ブレーキは、国産の新型車で令和3年11月から新車への義務付けが始まりました。
- 年式と型式をもとに、装備の有無とリコールを確かめてから選びましょう。
次に読む車の選び方は『車種ページ(種類別の一覧)』へ。車の形の違いは読み物『キャンピングカーの種類7つ』で紹介しています。前の回では、居住部分の壁がFRPかアルミかで変わる重さと修理を取り上げました。
参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
- 国土交通省 自動車局「乗用車等の衝突被害軽減ブレーキに関する国際基準を導入し、新車を対象とした義務付けを行います。(令和2年1月31日)」(確認日 2026-10-17)
- 国土交通省 物流・自動車局 審査・リコール課「自動車のリコール・不具合情報(リコール情報検索)」(確認日 2026-10-17)
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