オーストラリアのグレートオーシャンロード
撮影 Phlotogr4phy / CC BY-SA 4.0- グレートオーシャンロードがどんな道か
- オーストラリアで車を運転する前に知っておきたい決まり
- 日本との違いと、夜の運転の注意
海沿いを走る、オーストラリアを代表する道
グレートオーシャンロードは、オーストラリア南部のビクトリア州の海沿いを走る道です。オーストラリア政府観光局は、「Victoria’s Great Ocean Road is one of Australia’s most famous coastal road trips」と紹介しています。
道の沿線には自然公園も広がります。ビクトリア州の公園局は、グレート・オトウェイ国立公園について「stretches from Torquay, along the world-famous Great Ocean Road and up through the Otways hinterland」と書いています。キャラバン(キャンピングトレーラー)を停められるキャンプ場があることにも触れています。
日本と同じ左側通行
オーストラリア政府観光局は、運転についていちばん大切なこととして「we drive on the left」と書いています。日本も、道路交通法第十七条第4項で、車両は道路の中央から「左の部分(以下「左側部分」という。)を通行しなければならない」と定められています。
左側通行に慣れた日本の人には走りやすい国ですが、決まりの細かな違いはあります。
| 確かめること | オーストラリア政府観光局の案内 | 日本から行く人の準備 |
|---|---|---|
| 通行する側 | 左側を走る | 日本と同じ。交差点の曲がり方は現地の決まりで確かめる |
| 速度の単位 | 単位はキロメートル | 日本と同じ単位で読める |
| 市街地の速度 | 標識が無ければ時速50km | 標識を必ず見る |
| ほかの道の速度 | 多くは最高時速100km、一部の高速の区間は110km | 天候に合わせて落とす |
| 運転免許 | 英語の免許なら3か月まで(写真の無い免許はパスポートも携帯)。英語でない場合は国際運転免許証が要る | 出発前に国際運転免許証を用意する |
夜の運転は避ける
案内は、田舎や内陸の地域では「it’s best not to drive at night」とし、カンガルーなどの動物が暗い中では見えにくいことを理由に挙げています。海沿いの道も、景色を楽しむなら明るい時間に走る計画がおすすめです。
- 国際運転免許証を用意した
- 速度の決まりを、現地の標識で確かめる
- 一日に走る距離を欲張らず、明るいうちに着く計画にした
- 泊まるキャンプ場を、公園局などの公式の案内で調べた
旅の前に道沿いの景色を写真の本で眺めておくと、行きたい場所が決めやすくなります。
海外の旅の本は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- グレートオーシャンロードは、ビクトリア州の海沿いを走る、オーストラリアを代表する車の旅の道です。
- オーストラリアは日本と同じ左側通行で、速度の単位もキロメートルです。
- 田舎の道は夜の運転を避け、明るいうちに着く計画にしましょう。
次に読む海外の車の旅は『世界の珍しい車』のコーナーへ。日本のキャンピングカーの種類との違いは車種ページでも紹介しています。前の回では、アメリカの古い国道ルート66を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- Tourism Australia(オーストラリア政府観光局)「First-timers' guide to driving in Australia(2023年5月23日更新)」(確認日 2026-10-17)
- Parks Victoria(ビクトリア州公園局)「Explore Great Otway National Park」(確認日 2026-10-17)
- e-Gov法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第十七条(通行区分)」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(世界の珍しいキャンピングカー)のコラム
イメージ撮影 G. Edward Johnson / CC BY 4.0ルート66は、シカゴとロサンゼルスを結んだアメリカの古い国道で、車で旅する文化の象徴として語られてきました。道ができた時期と役目、廃止後に残る旧道の楽しみ方を、アメリカ国立公園局の歴史の解説と旧道の案内を手がかりに紹介します。
イメージ撮影 Dietmar Rabich / CC BY-SA 4.0アメリカのグランドキャニオン国立公園は、峡谷の縁と谷の底で標高も気温も大きく違います。車で訪ねるときに知っておきたい標高、気温の差、車に積んでおく水、縁での注意を、アメリカ国立公園局の案内の原文を手がかりに紹介します。
イメージ撮影 kallerna / CC BY-SA 4.0アルプスの峠道は長い下り坂が続き、運営会社も低いギアでエンジンブレーキを使うよう勧めています。オーストリアのグロースグロックナー山岳道路の案内と、フェード現象を説明するJAFの解説を手がかりに、峠道の走り方を日本の山道と比べます。
イメージ撮影 Douglaspperkins / CC BY-SA 4.0カナダのロッキー山脈には、氷河や湖を眺めながら走れる長い山岳道路があります。カナダ国立公園局の案内を手がかりに、バンフとジャスパーを結ぶ道の魅力と、道ばたで出会う野生動物との距離の取り方、出かける前に確かめたいことを紹介します。
次に読む
コーナー: 世界の珍しい車/車種ページ(日本の種類との比較)/前の回: ルート66と車旅:アメリカの古い国道
読み物 / グッズ / 地域のページ / 2025年9月のコラム / コラムの一覧へ


