道具の手入れ:使ったあとに乾かしてからしまう
撮影 peupleloup / CC BY-SA 2.0- 使った道具を、乾かしてからしまう理由
- 寝袋・マット・テーブルなど道具ごとの乾かし方の目安
- しまう場所と袋の選び方
湿ったまましまうと、カビの元になる
旅から帰ったら、使った道具はすぐにしまわず、まず乾かします。表面が乾いて見えても中が湿っていることがあるので、時間をかけて乾かしてからしまうのが基本です。
アウトドア用品の製造元のモンベルは、テントについて、汚れや水分がつきやすく「湿気などを含んだまま収納して時間がたつと、色移りやカビ発生の問題が起こる可能性があります。」と説明しています。靴についても、乾燥が十分でないまま箱に戻すと「中に湿気がこもってカビ等が発生する原因になります。」としています。
道具ごとの乾かし方の目安
| 道具 | 製造元の案内にある乾かし方・しまい方 | しまう前に確かめること |
|---|---|---|
| 寝袋(ダウン) | 洗ったあと、仕上げに数日〜一週間ほど(型による)風通しのよい日陰で乾かす | 中まで乾いたか |
| 寝袋(化繊綿) | 風通しのよい日陰で時間をかけて完全に乾かす。乾燥機は使わない | 一週間以上かかることもある |
| 寝袋の保管 | 通気のよい大きめの袋に、圧縮せずに入れる | 湿度の少ない場所を選んだか |
| テント・タープ | 泥汚れを水洗いし、ひっくり返して乾かす | 地面に触れた面の泥と水気 |
| 雨具・上着 | 陰干しで乾かし、温湿度の低い所にしまう | 強く押しつぶしていないか |
| 靴 | 十分に乾かし、風通しのよい日の当たらない所へ | 買った時の箱に湿ったまま戻していないか |
| マット・テーブル | 製品の取扱説明書で確かめる | 裏面や金具に水気が残っていないか |
寝袋を洗ったあとの乾かし方について、モンベルの案内は「表面のダウンが乾いているように見えても、内側が湿っている場合があります」とし、仕上げに風通しのよい日陰で乾かすよう書いています。その期間は、隔壁のない型(シームレスダウンハガー)が「数日(湿気がなくなるまで)」、隔壁のある型(ダウンハガー)が「一週間ほど」です。化繊綿の寝袋は乾燥機を使わず、「温度や湿度などの条件により、一週間以上かかることもあります」としています。日なたに出したくなりますが、案内は「表生地の紫外線劣化を避けるため、日陰で乾燥させてください。」としています。
しまう場所の湿気にも気を配る
乾かした道具も、しまう場所に湿気がこもっていればまた湿ってしまいます。モンベルの案内は、寝袋の保管方法について「通気性のよい大きめの袋に圧縮しないように入れ、湿度の少ない場所で保管します。」としています。押し入れの奥や、閉め切った車の中に長く置いたままにしないようにしましょう。
しまう袋は、通気のよい物を選ぶと湿気がこもりにくくなります。道具を網の袋にまとめておくと、乾き具合も外から見えて便利です。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
しまう前のチェック
- 寝袋は数日かけて中まで乾かした
- マットやシートは裏面まで乾いている
- テーブルの金具の水気をふいた
- 通気のよい袋に、ゆったり入れた
- しまう場所は湿気の少ない所を選んだ
まとめ
- 旅の道具は、湿ったまましまうとカビやにおいの元になります。
- 表面だけでなく中まで乾いたかを、時間をかけて確かめましょう。
- しまう場所と袋も、湿気のこもらない物を選びましょう。
次に読む寝袋やマットを選ぶときは『グッズの選び方(種類別)』のコーナーへ。道具の種類ごとに見比べられるので、乾かしやすさ・しまいやすさも買う前に確かめられます。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 株式会社モンベル(カスタマーサービス)「お手入れ・保管方法」(確認日 2026-10-17)
- 株式会社モンベル(カスタマーサービス)「スリーピングバッグのお手入れ方法(洗濯・乾燥など)」(確認日 2026-10-17)
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