道具の置き場所を家で決めておく:出発の準備を早く
撮影 Charles & Hudson / CC BY-SA 2.0- 道具の置き場所を一か所に決めるとよい理由
- 箱ごとに分けて、そのまま積める置き方
- 旅から帰ったあとの戻し方
探し回る時間が、出発を遅らせる
寝袋は押し入れ、ランタンは物置、こんろは台所。車中泊の道具を家のあちこちにしまっていると、出発のたびに家中を探し回ることになります。ひとつ見つからないだけで、出発が遅れてしまうこともあります。
道具の置き場所を家の一か所に決めておけば、出発の準備は、その場所から車へ運ぶだけで済みます。
一か所に、箱ごとに分けて置く
置き場所は、玄関の近くや車に運びやすい所が便利です。道具は種類ごとに箱に分けておくと、箱ごと車へ積めます。
| 箱 | 中に入れる物の例 | 置き方のこつ |
|---|---|---|
| 寝る | 寝袋・マット・枕 | かさばるので上の段に |
| 明かりと電気 | ランタン・電池・充電の線 | 充電できる場所の近くに |
| 調理 | こんろ・鍋・食器 | 重いので下の段に |
| 衛生 | 簡易トイレ・ごみ袋・手拭き | すぐ出せる手前に |
箱に中身を書いた札を貼っておくと、家族のだれでも準備を手伝えます。箱の大きさをそろえておけば、車の収納や荷室にも重ねて積みやすくなり、走っている間に荷物が動くのも防げます。
車中泊の道具は、家の備えにもなる
首相官邸の家庭での備えの案内は、非常時に持ち出すべき物をあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておくことを勧めています。また、防災のために特別な物を用意するのではなく、できるだけふだんの生活の中で使っている食品などを備えるよう呼びかけています。
同じ案内の備蓄の例には「携帯トイレ・簡易トイレ」や「カセットコンロ」が挙げられていて、車中泊の道具と重なる物があります。一か所にまとめておけば、旅の準備が早くなるだけでなく、いざというときにも持ち出しやすくなります。
帰ったら、元の場所へ戻す
置き場所を決めても、旅から帰って車に積んだままにすると、次の出発でまた探すことになります。帰ったら、その日のうちに道具を元の箱へ戻しましょう。
- 使った道具を、元の箱へ戻した
- 濡れた物や汚れた物は、乾かしてから戻した
- 電池の残りを確かめ、足りなければ補った
- 充電の必要な物を充電した
- 足りなくなった物を書き出した
明かりや電気の道具は、帰ったら充電してから箱に戻しておくと、次の旅でもすぐに使えます。持ち運べる電源も、家の置き場所で充電しておきましょう。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- 車中泊の道具は、家の一か所にまとめて置きましょう。
- 種類ごとに箱へ分けておけば、箱ごと車へ積めます。
- 帰ったらその日のうちに元の箱へ戻し、充電や補充を済ませておきます。
次に読む道具の選び方は『グッズの選び方(種類別)』のコーナーへ。箱へ戻す前の乾かし方は、前の回の『道具の手入れ:使ったあとに乾かしてからしまう』で製造元の案内をもとに道具ごとにまとめているので、帰宅後の片付けに役立ちます。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 首相官邸「災害が起きる前にできること」(確認日 2026-10-17)
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