家族旅のおやつ:こぼれにくい物を選ぶ
- 車内のおやつで、こぼれや汚れが困る理由
- こぼれにくく手が汚れにくいおやつの選び方
- 小さな子どもに食べさせるときに気をつけたいこと
車内のおやつは、こぼれとの戦い
長い移動の時間、おやつは子どもにとって大きな楽しみです。けれど、車内で袋を開けると、細かなかけらが座席のすき間に落ちたり、指についたチョコレートがシートを汚したりと、片付けが大変になりがちです。
キャンピングカーでは、座席がそのまま寝床になることもあります。寝る場所にお菓子のかけらが残ると、夜に気持ちよく眠れません。おやつは、こぼれにくく手が汚れにくい物を選んでおくと安心です。
こぼれにくいおやつの選び方
選ぶときは、次のような点を見てみましょう。
| 見る所 | 選びたい物 | 避けたい物 |
|---|---|---|
| かけら | 一口で食べきれる大きさの物 | 粉や細かなかけらが出やすい物 |
| 手の汚れ | 手につきにくい物 | とけやすい物、べたつく物 |
| 包み方 | 一つずつ包まれた物 | 大袋で一度に開ける物 |
| 入れ物 | ふたつきの容器に小分けした物 | 開けたら閉じられない袋 |
出発の前に、家でおやつを一回分ずつ小分けにしておくと、車内で袋を開ける回数が減ります。手を拭くシートとごみ袋も、手の届く所に置いておきましょう。
小さな子どもには、食べ物の種類に気をつける
小さな子どもにおやつをあげるときは、こぼれやすさだけでなく、食べ物の種類にも気をつけたいところです。消費者庁は、豆やナッツ類など硬くてかみ砕く必要のある食品は、5歳以下の子どもには食べさせないよう呼びかけています。また、ミニトマトやブドウなどの球状の食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあるとし、乳幼児には4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせるよう書いています。
食べるときは、座って落ち着いて
同じ注意では、食べているときは姿勢をよくし、食べることに集中させるよう勧めています。物を口に入れたまま、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸い込み、窒息や誤嚥につながるリスクがあるとしています。
揺れる車内では、子どもが姿勢をくずしやすくなります。小さな子どものおやつは、休憩で車を止めたときに、座って落ち着いて食べるようにすると安心です。
- おやつを一回分ずつ小分けにした
- 手を拭くシートとごみ袋を用意した
- 5歳以下の子どもに、硬い豆やナッツ類を用意していない
- 小さな子どもは、車を止めて座って食べるようにした
おやつのあとは、絵本や小さな遊び道具で移動の時間を楽しむのもおすすめです。
子ども用の車内用品は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 車内のおやつは、かけらが出にくく手が汚れにくい物を選びましょう。
- 家で一回分ずつ小分けにし、手拭きとごみ袋も用意しておきます。
- 5歳以下の子どもに硬い豆やナッツ類は食べさせず、座って落ち着いて食べさせましょう。
次に読む家族での旅は『家族で車中泊』のコーナーへ。おやつと一緒に飲み物の用意も考えるなら、前の回の『家族旅の飲み物:子どもの水分を忘れない』を読むと、移動中の子どもの水分のとり方まで一度にそろえられます。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!―気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで―(2021年1月20日)」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(家族旅)のコラム
撮影 Naha Mama Pavilionz / CC0家族で車の旅をするときは、子どもの飲み物を手の届く場所に置き、移動中もこまめに飲ませることが大切です。のどが渇く前に飲ませる理由と、車内での置き方・飲ませ方の工夫を、こども家庭庁と消費者庁の子どもの熱中症の案内を手がかりにまとめます。
撮影 freestocks.org from Olsztyn, Poland / CC0長い移動の時間は、家族の好きな歌を順番にかけると、子どもも大人も楽しく過ごせます。道路交通法の運転中の画面の注視や緊急自動車への道の譲り方の決まりを踏まえ、音楽の操作は助手席の人が受け持つなど、安全に楽しむ工夫を紹介します。
撮影 Shixart1985 / CC BY 2.0子どもは暑さや寒さ、体調の変化をうまく言葉で伝えられないことがあります。車内の温度を大人が温度計で見て、子どもの顔色や汗の様子に気を配る工夫を、消費者庁の子どもの熱中症の注意とJAFの真夏の車内温度のテストを手がかりにまとめます。
撮影 Usernet123u / CC BY-SA 4.0子どもとペットが一緒の車中泊では、寝る場所を分けておくと、どちらも落ち着いて眠れます。車内で寝る場所を分ける工夫と、ペットがふだんから慣れているケージを使う理由を、練馬区の備えの一覧と泊まる場所の決まりを手がかりに書きます。




