自治体とキャンピングカーの団体の協定とは
- 災害のときのキャンピングカーの協定とはどんなものか
- 公開されている協定の目的と中身の例
- 協定の発表を読むときに確かめたいこと
災害のときに車を貸し出す約束
大きな災害が起きると、被災した地域では、救援や復旧にあたる人が休む場所が足りなくなることがあります。そうした場面に備えて、キャンピングカーを貸し出す約束を、あらかじめ結んでおく動きがあります。これが、自治体や国の機関と、キャンピングカーの業界の団体との「協定」です。
一般社団法人日本RV協会は、こうした協定を結んだことを、協会のお知らせで公開しています。
公開されている協定の例
協会の発表から、2025年に結ばれた協定を二つ紹介します。
豊橋市との協定では、キャンピングカーなどを貸し出すとしています。四国地方整備局との協定について、協会は、国の行政機関との協定として2例目だと伝えています。
キャンピングカーが役立つ理由
キャンピングカーには、寝る場所があり、車によっては水や電気の設備も備えています。車ごと運び込めるので、救援や復旧にあたる人が休む場所の一つとして使えます。二つの協定の発表でも、目的として豊橋市は「職員の宿泊施設を確保し」、四国地方整備局は「現地の活動拠点を確保し」と書かれています。
発表を読むときに確かめたいこと
協定の発表を読むときは、次の点に目を向けると、中身がつかみやすくなります。
- だれとだれが結んだ協定か
- いつ結ばれたか
- 何のために、何を貸し出すのか
- だれが使う車なのか(職員の宿泊など)
発表の文には、費用の分け方や貸し出す台数など、細かな取り決めが書かれていないこともあります。分からない点は推し量らず、公開されている範囲で受け止めましょう。家庭でも、車があればもしものときの居場所になります。備えの考え方は、防災のコーナーでも紹介しています。
まとめ
- 災害のときにキャンピングカーを貸し出す協定が、自治体や国の機関と業界の団体の間で結ばれています。
- 2025年には、豊橋市や国土交通省四国地方整備局との協定が日本RV協会から発表されました。
- 協定の目的には、救援にあたる人の宿泊する場所や活動の拠点の確保が挙げられています。
次に読む備えの考え方は『防災・BCP』のコーナーへ。家庭の車で何ができるかは、読み物『災害のときの車中泊避難』で確かめられます。前の回の『地域の防災訓練に車で参加する』は、車での避難を地域の防災訓練で練習する方法を取り上げているので、あわせて読むと家庭の備えが具体的になります。
参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
- 一般社団法人 日本RV協会「愛知県豊橋市と「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結しました(2025年2月26日)」(確認日 2026-10-17)
- 一般社団法人 日本RV協会「国土交通省四国地方整備局と「災害時におけるキャンピングカーの貸出に関する協定」を締結しました(2025年9月12日)」(確認日 2026-10-17)
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