一人旅で疲れたときの休み方:車内で横になる
撮影 MaedaAkihiko / CC0- 一人旅で疲れを感じたときに、まずすること
- 休憩施設で車内で横になるときのこつ
- 仮眠の長さの考え方
「まだ大丈夫」は危ない
一人旅では、運転を代わってくれる人も、眠そうな様子に気づいてくれる人もいません。疲れや眠気を感じたら、それが休むときの合図です。
道路交通法の第66条では、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならないとしています。冬は暖房で車内が暖かく、雪道の運転で気も張るので、思ったより疲れがたまります。目的地まであと少しでも、無理をせずに停まりましょう。
休憩施設で、横になって休む
国土交通省の道の相談室では、道の駅で運転の途中に疲労回復のために車内で仮眠をとることはかまわないとしています。宿泊とは違い、あくまで運転を続けるための休憩です。
横になれる寝床がある車なら、座ったまま眠るより体が休まります。座席を倒して休む場合も、首や腰に負担がかからないよう、タオルや小さな枕を当てましょう。
| 手順 | すること | ひとこと |
|---|---|---|
| ① 停める | 明るく人のいる休憩施設を選ぶ | 出入り口の近くは避ける |
| ② 鍵 | ドアをすべてロックする | 窓は少しだけ開けるか換気する |
| ③ 横になる | 寝床か、倒した座席で | 毛布で体を冷やさない |
| ④ 起きる | 体を伸ばし、外の空気を吸う | すぐに走り出さない |
| ⑤ 確かめる | 眠気が残っていないか | 残っていれば、もう一度休む |
仮眠は「長すぎない」がこつ
厚生労働省の睡眠ガイドでは、夜勤中の仮眠についての研究として、0時から4時に始める20〜50分間の仮眠が、眠気や仕事の効率、疲労を改善させたという報告を紹介しています。一方、仮眠を60分間と長めにした研究では、かえって仕事の効率が下がったという報告もあるとしています。
運転の途中の仮眠も、長く眠りすぎると起きた直後にぼんやりしがちです。目覚ましをかけて休み、起きたら体を動かし、すっきりしてから走り出しましょう。ひどく疲れているときは、その日の運転をやめて、泊まれる場所へ移ることも考えます。
- 眠気を感じたら、すぐに休憩施設に入ると決めた
- 停めたら、ドアをすべてロックした
- 目覚ましをかけてから横になった
- 起きたら体を伸ばし、外の空気を吸った
- 眠気が残っていたら、もう一度休んだ
一人で休むときは、手元を照らす小さな明かりがあると、夜の休憩でも落ち着いて身の回りを整えられます。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- 道路交通法では、過労などで正常な運転ができないおそれがある状態での運転を禁じています。
- 道の駅では、運転の途中に車内で仮眠をとって疲れをとることができます。
- 仮眠は長すぎないようにし、起きたら体を動かしてから走り出しましょう。
次に読む一人旅の工夫は『一人旅』のコーナーへ。読み物『一人の車中泊の防犯とトイレ』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでも、一人旅の過ごし方を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第六十六条(過労運転等の禁止)」(確認日 2026-10-17)
- 国土交通省 道路局「道の相談室 休憩施設「道の駅」」(確認日 2026-10-17)
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(一人旅)のコラム
イメージ撮影 Stilfehler / CC BY-SA 4.0一人旅の車内は狭く、物を探す時間がそのまま疲れになります。よく使う物・夜に使う物・貴重品の三つに分けて置き場所を決める方法を、首相官邸の備えの案内と警視庁の車上ねらいの対策を手がかりに、順を追って整理します。
イメージ撮影 Dennis G. Jarvis / CC BY-SA 2.0景色の名所は、駐車場から少し歩いた先にあることが多いものです。一人旅で歩く距離と時間を前もって確かめておく理由と、冬の短い日に合わせた歩く計画、歩きやすい靴の選び方を、環境省と厚生労働省の案内を手がかりに書きます。
イメージ撮影 Leechieglawou / CC BY-SA 3.0一人旅では、着替えも車の中で手早く済ませる場面が多くなります。外から見えないための目隠しの付け方と、狭い場所で体をぶつけずに着替える順番、着替えのあいだの戸締まりの心得を、警視庁の防犯の呼びかけも手がかりにまとめます。
イメージ撮影 Apshara rajah / CC BY-SA 4.0一人旅は、行き先も時間の使い方も自分で決められるのが楽しみです。景色・食べ物・温泉の三つのテーマで旅を組み立てる例を紹介し、環境省の自然の中でのマナーや農林水産省の郷土料理のデータベースを旅の下調べに生かす方法を書きます。
次に読む
コーナー: 一人旅/読み物: 一人の車中泊の防犯とトイレ/前の回: 一人旅で歩く距離:駐車場から景色の場所まで
読み物 / グッズ / 地域のページ / 2026年1月のコラム / コラムの一覧へ


