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2026年1月19日(月)の話題マナー・ルール・安全運転コラム No.2211

マナーの悪い利用が車中泊の場所を減らす

公開
駐車場のごみ
駐車場のごみ 写真:Ypsilon from Finland / CC0
この記事で分かること
  • 車中泊ができる場所が、どんな理解の上に成り立っているか
  • 困る使い方の例
  • 一人ひとりができる配慮

使える場所は「好意」と「決まり」で成り立つ

車で泊まれる場所は、道の駅、RVパーク、キャンプ場、温泉施設の駐車場などさまざまです。どの場所も、管理する人がいて、近くに暮らす人がいます。使えるかどうか、どう使うかを決めるのは、その場所を管理する人です。

国土交通省の道の相談室では、道の駅の駐車場で運転の途中に疲労回復のため車内で仮眠をとるのはかまわないとしつつ、公共空間での宿泊利用は基本的に遠慮してほしいとしています。宿泊のための駐車スペースを設けている道の駅もあるので、各道の駅の案内で確かめるよう呼びかけています。決まりを確かめずに使うことが、まず避けたいことです。

困る使い方の例

散らかったごみ
散らかったごみ 写真:Aishatu98 / CC0

困る使い方が続けば、管理する人は、使える時間や場所を狭める判断をすることもありえます。一人の行いが、ほかの大勢の利用者に響くのです。

困る使い方なぜ困るか代わりにすること
ごみを置いていく片付けるのは管理する人袋にまとめて持ち帰る
長い時間のアイドリング音と排気ガスが周りに届く寝具や服で寒さに備える
椅子やテーブルを広げる駐車場の場所をふさぐ車内で過ごす
何日も同じ場所にいるほかの人が使えない長く泊まれる場所を選ぶ
夜の大きな音近くの人の眠りを妨げる静かな時間を守る

日本RV協会が案内する「くるま旅パーク」の利用の決まりでは、ごみは自宅まで持ち帰るのが基本であること、駐車中は必ずエンジンを止めること、発電機の使用や騒音など周辺に迷惑のかかる行為を禁止することが示されています。こうした決まりは、場所を守るための約束でもあります。

一人ひとりができること

環境省は、国立公園の利用上のマナーとして、ごみを持ち帰ること、地域に配慮することなどを呼びかけています。特別なことをしなくても、「来たときよりきれいにして帰る」くらいの気持ちで十分です。車の周りに落ちたごみを一つ拾うだけでも、その場所の印象は変わります。

  • 泊まる前に、その場所の決まりを確かめた
  • ごみは袋にまとめて持ち帰った
  • 駐車中はエンジンを止めた
  • 椅子やテーブルを駐車場に広げていない
  • 夜は静かに過ごし、朝は来たときよりきれいにして出た

まとめ

  • 車中泊ができる場所は、管理する人と地域の理解があって成り立っています。
  • 道の駅は休憩の場所です。泊まれるかどうかは、それぞれの案内で確かめましょう。
  • ごみの持ち帰り、エンジンの停止、静かな夜。小さな配慮が場所を守ります。

次に読む泊まる場所のきまりは『マナーとルール』のコーナーへ。読み物『道の駅・SA/PAで車中泊はしてよい?』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、寝る前のドアロックを紹介しています。

参考にした公式情報(3件・2026年10月17日に確認)
  1. 国土交通省 道路局「道の相談室 休憩施設「道の駅」」(確認日 2026-10-17)
  2. くるま旅クラブ(一般社団法人 日本RV協会)「くるま旅パークの利用について」(確認日 2026-10-17)
  3. 環境省「国立公園の利用上のマナー」(確認日 2026-10-17)

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