家族旅の朝の役割表:布団係・窓係・ゴミ係
- 朝の片付けを家族で分けると早く終わる理由
- 子どもに任せやすい係の例
- 走り出す前に、物を固定しておく理由
朝の片付けは、人数が多いほど係が要る
車中泊の朝は、寝床を片付けて、座席や机の形に戻すところから始まります。家族が多いほど布団も荷物も多く、全員が同じことをしようとすると、狭い車内で動きがぶつかります。そこで役に立つのが、係を決めた「朝の役割表」です。
文部科学省の白書では、子どもの頃にお手伝いや自然体験などが豊富な人ほど、大人になってからの人間関係の力や自分を大切に思う気持ちが高い傾向があるという調査を紹介しています。旅先の朝の小さな係も、子どもにとっては立派なお手伝いです。
子どもと決める、朝の係
係は、年齢に合わせて選びます。小さな子には短く終わる仕事を、大きな子には少し手のかかる仕事を任せましょう。
| 係 | すること | 任せやすい年齢の目安 |
|---|---|---|
| 布団係 | 布団や寝袋をたたみ、決まった場所へ | 大きな子と大人 |
| 窓係 | 窓の目隠しを外して、たたむ | 小学生くらいから |
| ごみ係 | 車内のごみを一つの袋にまとめる | 小さな子でも |
| 水係 | 歯みがきの水やコップを配る | 小学生くらいから |
| 点検係 | 全部が片付いたかを見て回る | 大人 |
係の名前を紙に書いて貼っておくと、子どもは自分の番を楽しみにします。旅の途中で係を交代すると、どの仕事も覚えられます。冬の朝は窓が結露していることが多いので、窓係にはふき取りの布も渡しておきましょう。
前の晩のうちに、翌朝の係を決めておくのもこつです。朝になってから決めると、眠い子どもたちの間で取り合いになることがあります。終わった係から「できました」と声をかけてもらうと、残っている仕事がひと目で分かります。
最後は「固定したか」を大人が見る
国土交通省の通達では、キャンピング車の脱着式の設備は、走行中の振動などで動くことがないよう、所定の場所に確実に収納または固縛することが求められています。たたんだ布団や机、子どもが片付けた物が、走り出してから倒れたり滑ったりしないよう、最後は大人が点検係として確かめましょう。
- 朝の係を前の晩に決めて、紙に書いた
- 布団と寝袋を決まった場所にしまった
- 窓の目隠しを外し、結露をふき取った
- ごみを一つの袋にまとめた
- 机や収納の扉が固定されているか大人が確かめた
子どもが自分でたためる軽い寝具にしておくと、布団係の仕事がぐっと楽になります。
子ども用の寝具は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 朝の片付けは、家族で係を分けると早く、ぶつからずに終わります。
- 子どもの年齢に合わせて係を選び、旅の途中で交代すると楽しめます。
- 走り出す前に、片付けた物が固定されているかを大人が確かめましょう。
次に読む家族での車中泊は『家族で車中泊』のコーナーへ。読み物『何人で寝られる?』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでも、家族旅の工夫を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 文部科学省「文部科学白書2016 特集 子供たちの未来を育む豊かな体験活動の充実」(確認日 2026-10-17)
- 国土交通省「用途区分通達 4-1-3(4) キャンピング車の構造要件(PDF)」(確認日 2026-10-17)
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