一人旅の荷物を車に積む順番
撮影 Mr.choppers / CC BY-SA 3.0- 一人旅の荷物を「使う順」に積む考え方
- 寝具を奥に、よく使う物を手前に置く理由
- 走行中に荷物が動かないための積み方の決まり
使う順番の逆に積む
一人旅では、荷物の出し入れも片付けもすべて自分一人です。毎回、奥の物を出すために手前の物をどかしていると、それだけで疲れてしまいます。そこで、使う順番の逆に積むことを考えましょう。最後に使う物を一番奥へ、すぐ使う物を手前へ置きます。
車中泊の一日で最後に使うのは寝具です。寝袋やマットは一番奥に置き、夜に引き出して広げます。飲み物、上着、雨具、懐中電灯のように一日に何度も手に取る物は、扉を開けてすぐ届く場所にまとめます。
| 置く場所 | 入れる物 | 理由 |
|---|---|---|
| 一番奥 | 寝袋、マット、枕 | 使うのは夜だけ |
| 真ん中 | 着替え、調理の道具、食料 | 朝と夜に使う |
| 手前 | 雨具、上着、飲み物、照明 | 一日に何度も使う |
| 運転席の近く | 財布、電話、地図、ごみ袋 | 走りながら、停めてすぐ使う |
荷物は動かないように積む
道路交通法の第55条第2項では、運転者の視野やハンドルなどの操作を妨げたり、後ろを見る鏡の効用を失わせたり、車両の安定を害したりするような積載をして運転してはならないと定めています。一人旅は荷物を見てくれる人がいないので、出発の前に、後ろの窓がふさがっていないか、ブレーキを踏んだときに崩れて前へ飛んでこないかを自分で確かめましょう。
重い物は下に、軽い物は上に置き、箱どうしのすき間をなくすと、走っている間に荷物が動きにくくなります。
荷物を減らすと運転も楽になる
滋賀県の「エコドライブ10のすすめ」の案内では、100kgの荷物を載せて走ると3%程度も燃費が悪化するとしています。一人旅の荷物はそこまで重くならなくても、使わない物を降ろしておくことは、燃料代の面でも、荷物を探す手間の面でも得になります。旅から帰ったら、一度も使わなかった物を書き出し、次の旅では置いていくか考えてみましょう。
- 寝具を一番奥に積んだ
- 雨具・上着・照明を扉のすぐ近くにまとめた
- 後ろの窓が荷物でふさがっていない
- 重い物を下に置き、すき間を詰めた
- 前の旅で使わなかった物を降ろした
夜に荷物を探すときは、手元を照らせる小さなランタンを手前の箱に入れておくと便利です。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- 一人旅の荷物は、使う順番の逆に積むと出し入れが楽になります。
- 寝具は一番奥、雨具や照明は扉のすぐ近くに置きましょう。
- 視野や操作を妨げる積み方は禁止されているので、出発前に自分で確かめます。
次に読む一人旅の準備は『一人旅』のコーナーへ。読み物『一人の車中泊の防犯とトイレ』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでも、一人旅の工夫を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第55条(乗車又は積載の方法)」(確認日 2026-10-17)
- 滋賀県「エコドライブの推進(エコドライブ10のすすめ)」(確認日 2026-10-17)
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