ブランケットとひざ掛け:一枚で何役もこなす布
撮影 Navajo artist / Public domain- 一枚の布がこなせる役割
- 旅に持っていくなら選びたい素材と大きさ
- 洗濯表示の見方と、ダニを増やさない手入れ
一枚で、ひざ掛けから敷き物まで
車中泊の旅では、荷物を一つ減らせるだけで車内がずいぶん広く感じられます。大きめのブランケットは、そのための頼れる道具です。運転の合間や食事のときはひざ掛けに、朝晩の冷える時間は肩から羽織って上着の代わりに、天気のよい日は外に広げて敷き物にもなります。寝るときは寝袋の上に掛ければ、寒い夜の一枚足しにもなります。
車の中では、窓に掛けて朝の日差しをやわらげたり、荷物の上に掛けて外から中を見えにくくしたりと、思わぬ使い道もあります。子ども連れなら、昼寝のときにさっと掛けられる一枚があると便利です。ただ、運転する人の体や足元に掛けると、ペダルの操作の邪魔になることがあります。運転中は使わず、止まっているときの道具と考えましょう。色は、汚れが目立ちにくい落ち着いた色を選ぶと、外で敷き物にしても気になりにくくなります。
| 役割 | 使う場面 | 向く大きさ・形 |
|---|---|---|
| ひざ掛け | 運転の休憩、車内での食事 | 小さめでも足りる |
| 肩掛け | 朝晩の冷えるとき、外でのお茶 | 体を包める幅 |
| 敷き物 | 芝生での休憩、子どもの遊び場 | 大きめで厚め |
| 掛け物の一枚足し | 寝袋だけでは寒い夜 | 寝床の幅に合うもの |
洗いやすさで選ぶ
旅の布は、食べこぼしや砂、ペットの毛で汚れやすいものです。家の洗濯機で洗えて、乾きやすい素材を選ぶと手入れが楽になります。買う前に、布の端に付いている洗濯表示を見ておきましょう。鹿児島市の案内では、平成28年12月1日から繊維製品の洗濯表示が新しくなり、記号の種類が22種類から41種類に増えたと説明しています。家で洗えるかどうかは、たらいの形の記号で確かめられます。
ダニを増やさない手入れ
体に触れる布は、ダニにとって過ごしやすい場所になりがちです。東京都健康安全研究センターの資料では、ダニの育ちやすい環境は温度25℃前後、湿度75%前後とされ、毛布やタオルケットなどは年に2~3回以上丸洗いするよう勧めています。湿気のこもりやすい車内に置きっぱなしにせず、旅から帰ったら一度取り出して干しましょう。
- 買う前に、家で洗える記号があるか確かめた
- 敷き物に使った面と、体に掛ける面を分けて使っている
- 旅から帰ったら、車から出して干している
- 季節の変わり目に丸洗いしている
寝具や敷き物をまとめて選ぶときは、収納袋に入る大きさかも合わせて確かめておきましょう。
ブランケットは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 大きめのブランケット一枚で、ひざ掛け・肩掛け・敷き物の役をこなせます。
- 家で洗えて乾きやすい素材を、洗濯表示を見て選びましょう。
- 車に置きっぱなしにせず、干して丸洗いし、ダニを増やさないようにします。
次に読む旅の道具の選び方は『グッズの選び方』のコーナーで、寝具・照明・収納など種類別に紹介しています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 鹿児島市「洗濯表示」(確認日 2026-10-17)
- 東京都健康安全研究センター「くらしの健康 第47号(令和元年9月)」(確認日 2026-10-17)
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