すのこを敷くと何が変わる? 床と寝具の間の空気
- 寝具の下にすのこを敷くと、湿気がこもりにくくなる理由
- 車中泊で使うすのこの選び方
- すのこの厚みで、頭の上が狭くなる点
床と寝具の間に空気の通り道を作る
人は眠っている間にも汗をかきます。車の床に直接マットや布団を敷くと、体から出た湿気が床との間にたまり、朝にはマットの裏がしっとりしていることがあります。外が寒い夜は、冷えた床との間で結露が起きることもあります。
すのこを寝具の下に敷くと、板と板の間にすき間ができ、床と寝具の間を空気が通るようになります。湿気が逃げやすくなるので、寝具の裏が湿りにくくなり、朝の片付けも楽になります。
床に敷いたマットは、昼間に裏返して乾かすのを忘れがちです。すのこがあれば、マットの下に空気が入るので、連泊の旅でも湿気がたまりにくくなります。車の床が冷たい季節には、床の冷えが体に直接伝わりにくくなるという良さもあります。
湿気をためないことが寝具を守る
東京都健康安全研究センターの資料では、ダニの育ちやすい環境を温度25℃前後、湿度75%前後としています。人のフケやアカ、食べ物のカス、カビなどをえさにして増えるとも説明しています。湿気がこもった寝具は、ダニやカビにとって住みやすい場所になります。
同じ資料は、天気の良い日に布団を干してよく乾燥させることも勧めています。すのこで湿気をためにくくすることと、旅の後に寝具を干すことを組み合わせると、寝具を清潔に保ちやすくなります。
選び方と、厚みの注意
| 見る点 | 選び方 |
|---|---|
| 大きさ | 寝床の長さと幅を測り、すき間なく敷ける物 |
| たたみ方 | 折りたためる物は、昼間に片付けやすい |
| 材料 | 木の物は湿気を吸い、樹脂の物は水に強い |
| 厚み | 頭の上の空間を見て、厚すぎない物 |
| 足 | 床に当たる部分が、床を傷つけない形 |
すのこを敷くと、そのぶん寝床が高くなります。国土交通省の用途区分の取扱いでは、キャンピング車の就寝部位の上面から上方に0.5m以上の空間を求めています。一般車でもキャンピングカーでも、すのこを足した後に寝床に座ってみて、頭の上に余裕があるか確かめましょう。
- 寝床の長さと幅を測ってから、すのこを選んだ
- すのこを敷いた後、座って頭の上の余裕を確かめた
- 朝、マットの裏が湿っていないか見た
- 旅の後に、寝具とすのこを干した
すのこの上には、厚みを抑えたマットを組み合わせると、寝床の高さを上げすぎずに済みます。
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まとめ
- すのこを敷くと、床と寝具の間を空気が通り、湿気がこもりにくくなります。
- 湿気はダニやカビのもとになるので、旅の後に寝具を干すことも組み合わせましょう。
- すのこのぶん寝床が高くなるので、頭の上に余裕があるか座って確かめます。
次に読む道具の選び方は『グッズの選び方(種類別)』のコーナーへ。前の回のコラムでは、荷室の床を平らにする台を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 東京都健康安全研究センター「くらしの健康 第47号 秋はダニアレルギーに注意」(確認日 2026-10-17)
- 国土交通省「用途区分通達 4-1-3(4) キャンピング車の構造要件(PDF)」(確認日 2026-10-17)
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