入口の幅と段差:大きな車で入れる泊まる場所か
撮影 Robert Ashworth from Bellingham, WA., USA / CC BY 2.0- 区画が広くても、入口で入れないことがある理由
- 入口で起きやすい困りごと
- 予約の前に問い合わせておきたい項目
区画の広さと、入口の広さは別のもの
泊まる場所の案内でまず目に入るのは、区画の広さです。たとえば日本RV協会のRVパークの施設の条件には、余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)が挙げられています。けれども、区画が広くても、そこまでたどり着けるかは入口の作りで決まります。入口の幅が狭い、段差が高い、坂が急、といった理由で、大きな車では入りにくい場所もあります。
| 入口の作り | 大きな車で起きやすいこと |
|---|---|
| 幅が狭い・曲がり角がきつい | 曲がりきれず、切り返しが必要になる |
| 段差が高い | 車体の下や後ろの端をこすりやすい |
| 坂が急 | 坂の上り下りで、前後の端が当たる |
| 屋根や門がある | 背の高い車が通れない |
撮影 MB-one / CC BY-SA 4.0道路から入るときの決まり
入口に入るときは、道路を走る他の車や歩く人にも気を配る必要があります。道路交通法第二十五条の二は、歩行者や他の車両等の正常な交通を妨害するおそれがあるときは、道路の外の施設や場所に出入りするための左折や右折、後退をしてはならない、と定めています。入口の前で何度も切り返すと、後ろの車を待たせることになります。入りにくそうな入口は、着く前に分かっているほうが安心です。
予約の前に問い合わせたい項目
入口の様子は、写真や地図だけでは分からないことがあります。予約の前に、施設に電話やメールで聞いておきましょう。自分の車の長さ・幅・高さを先に伝えると、施設の人も答えやすくなります。
- 入口の幅と、道路から曲がって入る角度
- 入口や区画の手前に、段差や坂があるか
- 屋根や門など、高さの制限があるか
- 中で向きを変えられる場所があるか
- 着く時間が暗くなる場合、入口に明かりがあるか
撮影 Flow in edgewise / CC BY 3.0着いたときに、無理をしない
問い合わせていても、着いてみると思ったより入りにくいことがあります。入口の前で迷ったら、いったん安全な場所に停めて、歩いて入口の様子を見に行きましょう。同行者に外から見てもらうと、こすりそうな所が分かります。入れないと判断したときのために、近くの別の泊まる場所を一つ調べておくと、慌てずに済みます。入りにくかった入口のことは、旅の記録に書いておくと、次に同じ場所を選ぶときの判断に使えます。
まとめ
- 区画が広くても、入口の幅・段差・坂・高さで入れないことがあります。
- 道路から入るときは、他の車や歩く人の交通を妨げないことが決まりです。
- 予約の前に、自分の車の寸法を伝えて、入口の様子を問い合わせましょう。
次に読む泊まる場所の種類と選び方は『RVパーク・泊まる場所』のコーナーへ。読み物『RVパークとは』と『道の駅とSA/PA』もあわせてどうぞ。前の回のコラムもご覧ください。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- くるま旅クラブ(一般社団法人 日本RV協会)「日本RV協会公認車中泊施設「RVパーク」(施設要件)」(確認日 2026-10-17)
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第二十五条の二」(確認日 2026-10-17)
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