ウェットティッシュのゴミ:流さずに持ち帰る
撮影 User:Mattes / Public domain- ウェットティッシュをトイレに流してはいけない理由
- トイレットペーパーとの違い
- 車の旅でウェットティッシュのゴミを持ち帰る方法
流してよいのはトイレットペーパーだけ
トイレに流してよいのは、トイレットペーパーだけと考えるのが基本です。ウェットティッシュは、使い終わったら流さずに袋に入れ、ゴミとして持ち帰ります。旅先の公衆トイレや、キャンピングカーのトイレでも同じです。
上越市ガス水道局の下水道の注意は、トイレでは「トイレットペーパー以外のものを流さないでください。」とし、ティッシュペーパーや紙おむつなどを流すとつまりの原因になる、と書いています。
トイレットペーパーとウェットティッシュの違い
南オーストラリア州の水道公社(SA Water)は、2020年3月の案内で、トイレに流してよいのはトイレットペーパーと、し尿だけだと呼びかけています。そのうえで、ティッシュやペーパータオル、ウェットティッシュなどを流すと問題が起きる理由を説明しています。
| 物 | 案内にあること |
|---|---|
| トイレットペーパー | 約30秒で崩れるように作られている |
| ティッシュ・ペーパータオル・ウェットティッシュ | 下水の中で崩れない |
| 流した結果 | 下水管や家の配管がつまり、あふれることがある |
| すすめていること | 流せない物は、トイレに小さなゴミ箱を置いて捨てる |
日本の水道局の注意と、海外の水道公社の案内は、トイレットペーパー以外は流さないという点で同じです。旅先でも家でも、迷ったら流さない、と覚えておけば間違いません。
車の旅での持ち帰り方
車中泊の旅では、ウェットティッシュを使う場面がたくさんあります。手や顔を拭いたり、食事のあとにテーブルを拭いたりした物は、口を閉じられる小さな袋にまとめておきます。においが気になるときは、袋を二重にすると安心です。
トイレの個室で使った物も、便器に流さず、個室のゴミ箱があればそこへ、なければ袋に入れて持ち帰ります。流せると書かれた製品であっても、旅先のトイレに表示や決まりがあれば、それに従いましょう。キャンピングカーのトイレに何を流してよいかは、車の取扱説明書で確かめます。
車内には、ふたの付いた小さなゴミ箱を一つ決めて置いておくと、散らからずにすみます。使う量の多いウェットシートは、旅の日数に合わせて多めに積んでおきましょう。
ウェットシートは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- トイレに流してよいのは、トイレットペーパーだけと考えます。
- ウェットティッシュは下水の中で崩れず、つまりの原因になります。
- 使った物は口を閉じられる袋に入れ、ゴミとして持ち帰りましょう。
次に読む旅先のトイレと衛生の話は『水とトイレ』のコーナーにまとめています。読み物『一人の車中泊の防犯とトイレ』もあわせて読めます。前の回は、使い捨ての食器と洗える食器をゴミの量で比べる話でした。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 上越市ガス水道局「下水道使用上の注意」(確認日 2026-10-17)
- SA Water(南オーストラリア州 水道公社)「Don’t let tissues be your issue or wet wipes be your gripe(18-03-2020)」(確認日 2026-10-17)
あわせて読む
同じ分類(水・トイレ・衛生)のコラム
イメージ撮影 Mx. Granger / CC0アルコール消毒液は手指にも物にも使え、次亜塩素酸ナトリウムは物だけ、次亜塩素酸水はそれとは別の物です。名前の似た薬剤の違いと使える場所を、厚生労働省の新型コロナウイルスの消毒・除菌方法の一覧で整理し、車の旅で選ぶときの考え方をまとめます。
イメージ撮影 WikiGrower1 / CC BY 4.0家族で使う車は、ハンドルやドアの取っ手、スイッチなど、みんなが触る場所を決めて拭くのが基本です。家庭用洗剤を薄めて拭くときの手順と、車の塗装面に使わない注意を、NITEと厚生労働省の資料の文言どおりに整理します。
イメージ撮影 Mattias Hallberg / CC BY-SA 2.0車の旅でトイレに困らないためには、出かける前にトイレの場所を調べておくのが近道です。道の駅や高速道路のSA・PAにトイレがあることを国土交通省の資料で確かめ、地図アプリや自治体の観光案内で調べるときのコツと、確かめたい点をまとめます。
イメージ撮影 Mat Fascione / CC BY-SA 2.0山の中の駐車場や登山口には、トイレが無い所もあります。出かける前のトイレの計画、携帯トイレを持っていく考え方、使ったあとの紙の扱いを、神奈川県の丹沢の山のトイレの案内と環境省の屋久島の案内を手がかりにまとめます。


