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2025年7月20日(日)の話題マナー・ルール・安全運転コラム No.2028

釣りの場所の決まり:立ち入り禁止の堤防

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
大原漁港の防波堤(千葉県いすみ市)撮影 松岡明芳 / CC BY-SA 4.0
大原漁港の防波堤(千葉県いすみ市)(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 防波堤に立ち入りが禁止されている所がある理由
  • 釣ってよいかを判断するのは誰か
  • 旅先で釣り場を選ぶときに確かめること

防波堤は、釣りのために作られた場所ではない

旅先の海で釣りをするときは、立ち入り禁止の掲示がある防波堤には入りません。防波堤は港を波から守る施設で、釣りや散策のために作られた物ではないからです。釣ってよい場所かどうかは、港を管理する人が決めています。

兵庫県の尼崎港管理事務所は、西宮内防波堤への立ち入りを禁止する案内で、防波堤を「外洋からの波浪や高潮、場合によっては津波からも、港湾内部の泊地や航路の安静、陸域を守るための港湾施設です。」と説明しています。そのうえで、一般の人の釣りや散策を想定して設けた施設ではないので、手すりや救命具などの安全設備を備えていない、と書いています。

立ち入りが禁止される理由

案内にある理由内容
安全設備がない手すりや救命具等の安全設備を備えていない
天候の急変天候の急変等により海面に転落するおそれがある
高い波波が高いと堤防を越えることもある
地震と津波延長が2,000mを超え、津波から退避するまでに相当の時間を要する

こうした危険があることから、同事務所は西宮内防波堤に立ち入ることを禁止しています。旅先で見かける防波堤にも、それぞれの事情で立ち入りを禁止している所があります。

釣ってよいかは港湾管理者が判断する

国土交通省港湾局は、防波堤を釣りなどに使う「多目的使用」のガイドラインを作っています。その中で、防波堤等の釣り利用は「第一義的には、当該防波堤等で釣りをさせることを許容することが可能かどうかについて、港湾管理者が判断することとなります。」と書いています。釣りに開放されている防波堤は、管理者が安全対策や管理の体制を考えたうえで開いている場所だ、ということです。

旅先の釣り場の選び方

旅先で釣りをするなら、まず釣りができると案内されている場所を探します。港の管理者や市町村、観光協会の案内に、釣り場として載っている施設を選ぶと安心です。現地では、掲示や柵、ゲートを見て、立ち入り禁止の所には入りません。

釣ってよい場所でも、ライフジャケットを着て、滑りにくい靴を履きます。天気が崩れそうなときや波が高いときは、釣りをやめて車に戻りましょう。車を止める場所も、釣り場の駐車場として決められた所を使います。

まとめ

  • 防波堤は港を守る施設で、立ち入りを禁止している所があります。
  • 防波堤で釣ってよいかは、港湾管理者が判断します。
  • 釣りは、釣り場として案内されている場所で、ライフジャケットを着て楽しみましょう。

次に読む旅先の決まりは『マナーとルール』のコーナーに集めています。泊まってよい場所の見分け方は読み物『道の駅・SA/PAで車中泊はしてよい?』へ。前の回は、ドローンを飛ばしてよい場所の決まりでした。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 兵庫県阪神南県民センター尼崎港管理事務所「西宮内防波堤への立入禁止について」(確認日 2026-10-17)
  2. 国土交通省港湾局「防波堤等の多目的使用に関するガイドライン 第2版(案)(平成29年3月)」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

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