車中泊ごはんの保存食:非常食を兼ねる物
撮影 HualinXMN / CC BY-SA 4.0- 車の保存食が、非常食にもなる考え方
- ふだんの食べ物で備えるローリングストックの方法
- 車に積む量の考え方と、選びたい食べ物
保存食は、旅のごはんと非常食を兼ねる
車に積んでおく保存食は、旅の食事にも、災害のときの非常食にもなります。特別な非常食を別に用意するより、ふだん食べている物を少し多めに積み、食べたら買い足していく。この回し方なら、無理なく続けられます。
首相官邸の家庭での備えの案内も、「防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにしましょう。」としています。
ローリングストックの回し方
政府広報オンラインの解説(2025年1月)は、食品の備蓄の始め方として、ふだん食べているものを消費しながらストックする「ローリングストック」を勧めています。手順は次の三つです。
| 手順 | 政府広報の解説にあること | 車での回し方 |
|---|---|---|
| 蓄える | ふだん食べている食材を多めに買って、蓄える | 旅で食べる物を少し多めに積む |
| 食べる | 賞味期限の古いものから食べる | 旅の食事で、古い物から使う |
| 補充する | 食べたらその分を買い足して、補充する | 帰ったら、使った分を買い足して積み直す |
同じ解説は、魚介や肉類の缶詰など「手軽にタンパク質をとれる上に長期保存できる食品」や、エネルギー源となるごはんや麺、ビタミン・ミネラル・食物繊維をとるための日持ちする野菜や野菜ジュース、ドライフルーツなどを挙げています。一種類に偏らず、組み合わせて積んでおきましょう。
量の目安と、水
量について、解説は「最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品を家庭で備蓄しておくことが望ましい」としています。首相官邸の案内は、飲料水を「3日分(1人1日3リットルが目安)」としています。車に全部を積むのは難しいこともあるので、家の備蓄と車の分を分けて考え、車には旅の日数分と少しの予備を積むのが現実的です。
乳幼児や高齢者、持病やアレルギーのある人については、解説はそれぞれに合った食品を「最低2週間分」備蓄することを勧めています。家族に当てはまる人がいる場合は、その人の食べ物を優先して積みましょう。
車の保存食のチェック
- ふだん食べている缶詰やレトルト食品を、少し多めに積んだ
- 賞味期限の古い物から、旅の食事で使った
- 帰ったら、使った分を買い足して積み直した
- 飲み物の水を、人数分積んだ
- 家族に合った食べ物を、優先して積んだ
缶詰やレトルト食品を種類ごとに分けておける、ふたつきの容器があると、古い物から使いやすくなります。
保存容器は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 車の保存食は、ふだん食べている物で備えると、旅の食事と非常食を兼ねられます。
- 蓄える・食べる・補充するのローリングストックで回しましょう。
- 食品は最低3日分、できれば1週間分が望ましいとされています。家と車で分けて考えましょう。
次に読む旅の食事は『車中泊ごはん』のコーナーへ。旅先の郷土の味は地域のページで紹介しています。前の回では、車中泊ごはんに野菜を足す栄養の工夫を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 政府広報オンライン(内閣府大臣官房政府広報室)「音声広報CD「明日への声」トラックナンバー5 vol.101(令和7年(2025年)1月発行)」(確認日 2026-10-17)
- 首相官邸「災害が起きる前にできること(食料・飲料などの備蓄、十分ですか?)」(確認日 2026-10-17)
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