車内に置く消臭剤の種類:置き型とスプレー
撮影 Rowanswiki / CC0- 車内のにおいを抑える物の主な種類
- においの元を先に取り除く理由
- 車内に置くときに気をつけたいこと
においは、元を取り除いてから抑える
車中泊を続けると、食べ物やごみ、湿った寝具や靴などから、においがこもりやすくなります。消臭剤を使う前に、まずにおいの元を車の外へ出しましょう。ごみを下ろし、濡れた物を乾かし、窓を開けて空気を入れ替えるだけでも、においはかなり和らぎます。
元が残ったまま消臭剤を足すと、においが混ざって、かえって気になることもあります。消臭剤は、片付けと換気のあとに、残ったにおいを抑えるために使うと考えましょう。
置き型とスプレーの違い
車内で使われる物には、主に次のような種類があります。どれを選ぶ場合も、車内で使えるかどうかを製品の表示で確かめてください。
| 種類 | 使い方 | 車内で気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 置き型(ゲル・液体など) | 置いておき、少しずつ効かせる | こぼれない場所に固定する |
| スプレー | 気になる所に吹きかける | 使ったあとは車に置いたままにしない |
| 吊り下げ型 | 吊るして香りを出す | 運転の視界をさえぎらない |
スプレー缶は暑い車内に残さない
消費者庁は、スプレー缶は噴射剤として可燃性の高圧ガスを使用していることが多く、使い方を誤ると爆発・火災事故につながるおそれがあるとしています。使うときは十分に換気し、ガスコンロなど火気のある場所の近くでは使わないこと、保管は「直射日光の当たる場所など40°C以上になる高温の場所に置かないでください」と呼びかけています。日なたに停めた車内は高温になることがあるので、スプレーは使い終わったら車に置いたままにせず、持ち出すようにしましょう。
子どもがいる車では置き場所に注意
国民生活センターは、乳幼児がリードディフューザーの液を誤って飲み、2週間程度入院した事故を伝えています。高さ1mの棚に置いてあった液を誤飲した例も挙げ、液体芳香剤は乳幼児の手や目が届かない場所で使用・保管するよう呼びかけています。誤飲したときは慌てて吐かせずに、直ちにかかりつけ医などに相談するよう求めています。車内は狭く、子どもの手がどこにでも届きやすいので、液体の物は置かない、または手の届かない所に固定するなど工夫しましょう。
- ごみと濡れた物を車の外へ出した
- 窓を開けて空気を入れ替えた
- 消臭剤が車内で使えるかを表示で確かめた
- 液体の物は、こぼれず子どもの手が届かない所に置いた
- スプレー缶を車内に置いたままにしていない
トイレまわりのにおいは、汚れた物をすぐ拭き取ることが一番の対策です。拭き取り用のシートを手の届く所に置いておきましょう。
ウェットシートは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 消臭剤は、においの元を取り除き、換気をしてから使いましょう。
- スプレー缶は高温になる車内に置いたままにしないようにします。
- 液体の物は、こぼれず子どもの手が届かない場所に置きましょう。
次に読む車内の衛生は『水とトイレ』のコーナーへ。読み物『一人の車中泊の防犯とトイレ』もあわせてどうぞ。トイレまわりの衛生をもう一つ知るなら、コラムNo.2126「トイレの紙を流してよい場所と流せない場所」が、紙を持ち帰るときの袋の備え方の参考になります。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 消費者庁「8月に多いスプレー缶によるやけどや皮膚障害に注意!(2020年8月7日)」(確認日 2026-10-17)
- 独立行政法人 国民生活センター「液体芳香剤の誤飲事故等に注意!(2021年4月8日)」(確認日 2026-10-17)
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