ソーラーがあれば電気は尽きない? 天気と季節の差
撮影 Stephen Yang / The Solutions Project / CC BY 2.0- ソーラーパネルの発電が、天気で変わる理由
- 冬と夏で、昼の長さと太陽の高さがどれほど違うか
- 使う量を発電に合わせる考え方
曇りや雨の日は、発電が少なくなる
ソーラーパネルを屋根に載せた車なら、停めておくだけで電気がたまるので、電気の心配がいらないと思われがちです。けれども、発電の量は空の様子に大きく左右されます。
太陽光発電協会は、よくある質問への答えとして、太陽光発電は曇りや雨の日は発電量が少なくなると説明しています。家庭の場合は、足りない分を電力会社から買って補います。車の場合は、足りない分を補う相手がいません。走行中の充電や、電源のある泊まる場所で補うことを、あらかじめ計画に入れておく必要があります。
冬は、昼が短く、太陽が低い
国立天文台の暦で東京の値を見ると、2026年1月15日は日の出が6時50分、日の入りが16時51分で、太陽が最も高くなったときの高さは33.2度です。6月21日は日の出が4時25分、日の入りが19時00分で、高さは77.8度になります。
| 日 | 日の出 | 日の入り | 昼の長さ | 太陽の高さ(南中) |
|---|---|---|---|---|
| 1月15日 | 6:50 | 16:51 | 約10時間 | 33.2度 |
| 6月21日 | 4:25 | 19:00 | 約14時間半 | 77.8度 |
冬は昼の時間が短いうえ、太陽が低いので、建物や山、木の影がパネルにかかりやすくなります。雪がパネルに積もれば、その間は発電がほとんど期待できません。
使う量を、発電に合わせる
ソーラーと上手につきあうには、「今日はどれだけ発電しそうか」を見てから、使う量を決めることです。
- 晴れの日は、昼のうちに電池をたっぷり充電しておく
- 曇りや雪の日は、電気を多く使う家電を控える
- 何日か天気が悪そうなら、電源のある泊まる場所を選ぶ
- 停める向きを工夫し、昼の間に影がかからない場所を選ぶ
パネルに積もった雪を落とすときは、屋根に乗らず、柄の長いブラシで足場の確かな場所から行いましょう。
- 天気予報を見て、その日の電気の使い方を決めた
- 晴れの昼に電池を充電した
- 天気の悪い日が続くときの補い方を決めた
- 影がかからない向きに停めた
- パネルの雪は、屋根に乗らずに落とした
ソーラーを選ぶときは、冬の発電の少なさも頭に入れて、電池の大きさと組み合わせて考えると失敗しにくくなります。
ソーラーパネルは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 太陽光発電協会によると、曇りや雨の日は発電量が少なくなります。
- 冬は昼が短く太陽が低いので、夏より発電が減りやすくなります。
- 天気を見て使う量を決め、足りない日の補い方を計画に入れておきましょう。
次に読む電気の基本は『電気まわり』のコーナーへ。読み物『電気まわりの基本』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、満充電でも表示どおりに使えない理由を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 国立天文台 暦計算室「日の出入り@東京(東京都) 令和8年(2026)01月」(確認日 2026-10-17)
- 国立天文台 暦計算室「日の出入り@東京(東京都) 令和8年(2026)06月」(確認日 2026-10-17)
- 一般社団法人 太陽光発電協会「曇りや雨の日に電気は使えますか?(よくある質問)」(確認日 2026-10-17)
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