トップ > くるま旅ノート > 2026年 > 2月 > 消費電力の小さい家電を選ぶ:車中泊向けの家電の見方
2026年2月20日(金)の話題電気まわりコラム No.2243この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

消費電力の小さい家電を選ぶ:車中泊向けの家電の見方

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
電気ケトル撮影 Photograph by Mike Peel (www.mikepeel.net). / CC BY-SA 4.0
電気ケトル(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 家電の消費電力を確かめる場所
  • 動き始めに大きな電気を使う家電への注意
  • USBで給電できる家電の使いどころ

車の中の電気は「財布」と同じ

車中泊で使える電気は、ポータブル電源やサブバッテリーにためた分だけです。家のコンセントのように、いくらでも使えるわけではありません。使う家電を選ぶときは、どれくらいの電気を使うかを先に知っておくことが大切です。

家電の消費電力は、本体の裏や底に貼られた表示や、取扱説明書に書かれています。数字の単位はワット(W)です。数字が大きいほど、短い時間でたくさんの電気を使います。

小さな差が、積み重なると大きくなる

資源エネルギー庁の省エネの案内では、7.5Wの電球形LEDランプ1灯の点灯時間を1日1時間短くすると、年間で電気2.74kWhの省エネになるとしています。家の照明一つでもこれだけの差が出るのですから、限られた電気でやりくりする車の中では、消費電力の小さい家電を選ぶ効果はさらに大きく感じられます。

見るところ確かめること
消費電力(W)ポータブル電源の出力より小さいか
使う時間一晩でどれくらい使うか
動き始めの電気モーターや熱を使う家電は、動き始めに大きな電気を使うことがある
USB給電ポータブル電源のUSB端子から直接使えるか

動き始めの電気と、つなぐ器具の上限

冷蔵庫や扇風機のようにモーターで動く家電は、動き始めの一瞬に、表示より大きな電気を使うことがあります。ポータブル電源の出力がぎりぎりだと、動き始めで止まってしまうこともあるので、出力には余裕を持たせましょう。

延長コードやテーブルタップにも、つないでよい電気の上限があります。NITEは、接続できる最大消費電力を確認し、これを超えて使わないよう呼びかけています。

USBで給電できる家電は使いやすい

小さな扇風機や照明、スマートフォンの充電など、USBで給電できる家電は、消費電力が小さい物が多く、車の中で使いやすい選び方です。家電の電気を交流に変える必要がないぶん、ポータブル電源の電気を無駄なく使えます。

  • 使う家電の消費電力を書き出した
  • ポータブル電源の出力と見比べた
  • モーターで動く家電は出力に余裕を持たせた
  • 延長コードの上限を超えていない
  • USBで給電できる家電を優先した

使う家電の合計に合わせて、出力と容量に余裕のあるポータブル電源を選んでおくと安心です。

PRポータブル電源この記事に関係する道具(広告・アフィリエイト)
ポータブル電源ポータブル電源(296Wh)サンワサプライ 型番 BTL-RDC3381,400円標準価格価格の確認日 2026-10-17販売先へのリンクは準備中ですPR
ポータブル電源ポータブル電源(518Wh)サンワサプライ 型番 BTL-RDC34118,800円標準価格価格の確認日 2026-10-17販売先へのリンクは準備中ですPR

価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。

まとめ

  • 家電の消費電力は、本体の表示や取扱説明書で確かめます。
  • モーターで動く家電は動き始めに大きな電気を使うことがあり、出力に余裕が要ります。
  • USBで給電できる家電は、車の中の電気を無駄なく使えます。

次に読む電気の基本は『電気まわり』のコーナーと、読み物『電気まわりの基本』で紹介しています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約 照明」(確認日 2026-10-17)
  2. 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「無頓着は火事の元!~5年で2倍、配線器具の火災事故に注意!~」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

あわせて読む

同じ分類(電気まわり)のコラム

02.042026(水)
オルタネーター(発電機)イメージ撮影 Shixart1985 / CC BY 2.0
電気まわりアイドリングで充電はどれだけ進む? 発電量の計算

サブバッテリーの充電のためにアイドリングを続けるのは、思うほど効率がよくありません。電池の容量と充電の速さから、満たすのにかかる時間を計算する方法を示し、アイドリングを控えるよう求める条例や泊まる場所の決まりも整理します。

03.142026(土)
電気ケトルイメージ撮影 MASA (talk)(投稿者本人撮影) / CC BY-SA 3.0
電気まわり車内で使える小さな電気の調理器具の電力

電気のホットプレートや小さな電気鍋は、火を使わずに車内で調理できる便利な道具ですが、熱を作る家電は大きな電気を使います。本体の表示で電力を確かめ、外部電源の有無で使える物を分ける考え方と、コードの扱いの注意をNITEの資料から整理します。

01.152026(木)
雪の中のソーラーパネルイメージ撮影 Stephen Yang / The Solutions Project / CC BY 2.0
電気まわりソーラーがあれば電気は尽きない? 天気と季節の差

屋根のソーラーパネルがあっても、電気が尽きないとは限りません。発電の量は天気と季節で大きく変わります。国立天文台の暦で冬と夏の昼の長さを比べ、太陽光発電協会の説明も手がかりに、使う量を発電に合わせる考え方を整理します。

03.312026(火)
ろうそくの明かりイメージ撮影 SarKaLay စာကလေး / CC BY-SA 4.0
電気まわり電気を使わない調理と照明:電気に頼りすぎない旅

ポータブル電源が切れても困らないように、保温ボトル、乾電池の照明、缶詰などを組み合わせておくと旅の安心が増えます。電気を使わない調理と明かりの考え方を、国の防災の備えの案内と電池の扱いの注意をもとにまとめました。

次に読む

コーナー: 電気まわり/読み物: 電気まわりの基本/前の回: アイドリングで充電はどれだけ進む? 発電量の計算

読み物 / グッズ / 地域のページ / 2026年2月のコラム / コラムの一覧へ