車内で使える小さな電気の調理器具の電力
撮影 MASA (talk)(投稿者本人撮影) / CC BY-SA 3.0- 熱を作る電気の調理器具が大きな電気を使うこと
- 外部電源の有無で、使える調理器具を分ける考え方
- コードを安全に扱うための注意
熱を作る家電は電気を多く使う
電気のホットプレートや小さな電気鍋、電気ケトルは、火を使わずに車内で調理できる便利な道具です。ただ、電気で熱を作る家電は、照明やスマートフォンの充電と比べて、ずっと大きな電気を使います。
使う電気の大きさは、本体の裏や底の表示、取扱説明書に「消費電力」として書かれています。小さな器具でも、表示を見ると思っていたより大きな数字のことがあります。買う前、積む前に、必ず表示を確かめましょう。
外部電源の有無で使える物を分ける
車の中で使える電気は、ポータブル電源やサブバッテリーの出力と容量で決まります。消費電力の大きな調理器具は、出力が足りずに使えなかったり、すぐに電気が足りなくなったりします。そこで、外部電源につなげるかどうかで、使う器具を分けて考えるのがおすすめです。
| 電気の状態 | 使い方の考え方 |
|---|---|
| 外部電源につないでいる | 消費電力の大きな調理器具も、コンセントの上限の範囲で使える |
| ポータブル電源だけ | 消費電力が出力より小さい物に限り、短い時間で使う |
| 電気が心細いとき | 電気の調理器具は使わず、火を使わない食事に切り替える |
電源のある泊まる場所に泊まる日は温かい鍋料理、電源のない日はお湯だけ沸かす、というように、旅の予定と献立を合わせておくと、電気の残りに困りません。
コードの扱いに気をつける
大きな電気を使う器具ほど、コードの扱いが大切になります。NITEは、延長コードやテーブルタップの電源コードを束ねたままの状態で使わないこと、ドアなどに挟み込まないよう設置場所に注意すること、電源プラグを抜くときはコードを引っ張らずプラグを持つことを挙げています。
コードリールを使うときも注意が要ります。NITEは、接続できる最大消費電力を確認して超えて使わないよう呼びかけ、コードを引き出さずに最大消費電力を超えて使ったコードリールが発火した再現実験も紹介しています。
- 調理器具の消費電力の表示を確かめた
- ポータブル電源の出力と見比べた
- 外部電源の日と、ない日の献立を分けた
- 延長コードは束ねずに伸ばして使う
- コードをドアに挟まない位置に通した
外部電源から車内へ電気を引くときは、長さに余裕があり、つなげる電力の上限が表示された延長コードを選びましょう。
延長コードは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 電気で熱を作る調理器具は、照明や充電より大きな電気を使います。
- 外部電源につなぐ日と、ない日で、使う調理器具を分けましょう。
- 延長コードは束ねずに伸ばし、上限を超えないように使います。
次に読む電気の基本は『電気まわり』のコーナーと、読み物『電気まわりの基本』で紹介しています。前の回のコラムでは、消費電力の小さい家電の選び方を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「電源コードの気をつけるポイント(平成29年1月30日作成)」(確認日 2026-10-17)
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「無頓着は火事の元!~5年で2倍、配線器具の火災事故に注意!~」(確認日 2026-10-17)
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