休憩の仮眠:シートを倒して足を伸ばす
- 仮眠のときに足を伸ばすと楽になる理由
- シートを倒して足を伸ばす姿勢の作り方
- 起きたあとに体をほぐしてから運転する工夫
座ったままの仮眠は体がこわばる
運転の合間の仮眠は、運転席に座ったまま目を閉じる人も多いでしょう。けれど、ひざを曲げた姿勢のまま眠ると、起きたときに足がむくんだり、腰がこわばったりしがちです。
厚生労働省のエコノミークラス症候群の予防の資料では、長時間同じ姿勢、特に車中などの窮屈な姿勢でいないようにすることを勧めています。仙台市の車中泊避難の案内でも、脚を伸ばした状態で寝ることができるかを確かめるよう呼びかけています。短い仮眠でも、足を伸ばせる姿勢を作ると体が楽になります。
足を伸ばす姿勢の作り方
車の形によって、足を伸ばせる場所は違います。乗っている車で試しておきましょう。
倒した座席には段差が残ることが多いので、薄いマットを一枚敷くと寝心地が変わります。足の下に丸めた上着を入れて、足を少し高くするのも楽になる方法です。
起きたら体をほぐしてから運転席へ
仮眠のあと、運転席に戻ったら、運転の姿勢を合わせ直しましょう。JAF Mateの運転レッスンでは、シートに深く腰掛け、座面の高さ、前後の位置、背もたれの角度、ヘッドレストの高さの順に合わせる方法を紹介しています。正しい姿勢は、運転の疲れを軽くしたり、腰痛を防いだりする効果も期待できるとしています。
倒した座席を戻すときは、元の位置まで戻ったかを確かめます。仮眠の前と同じ姿勢で運転できるよう、合わせ直す習慣をつけましょう。
- 足を伸ばせる場所を車で試しておいた
- 段差の上に薄いマットを敷いた
- 起きたら車の外で足首を回した
- 座席を元の位置に戻した
- 運転の姿勢を合わせ直した
倒した座席の段差を埋めるなら、厚みのある車中泊用のマットを一枚積んでおくと、短い仮眠でも体が楽になります。
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まとめ
- 仮眠のときは、座ったままより足を伸ばす姿勢のほうが体は楽になります。
- 座席を倒し、段差はマットで埋め、足の下に上着を入れると楽な姿勢が作れます。
- 起きたら体をほぐし、運転の姿勢を合わせ直してから走り出しましょう。
次に読む寝床の工夫は『寝床づくり』のコーナーへ。読み物『一般車の寝床づくり』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、運転の前の短い仮眠の取り方を紹介しました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 仙台市「災害時の車中泊避難」(確認日 2026-10-17)
- 厚生労働省「深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防Q&A」(確認日 2026-10-17)
- JAF Mate Online「菰田潔の運転レッスン(走り出す前の基本)」(確認日 2026-10-17)
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