眠れない夜の過ごし方:無理に寝ようとしない
撮影 Arches National Park / Public domain- 眠れないときに、無理に寝ようとしないほうがよい理由
- 車内でできる、落ち着く過ごし方
- 眠れない夜に避けたいこと
眠ろうとするほど、目がさえる
旅先の最初の夜や、いつもと違う寝床では、なかなか寝つけないことがあります。車の外の物音、慣れない明るさ、寒さ。気になることが一つあるだけで、目がさえてしまいます。
厚生労働省の睡眠ガイドでは、体が必要とする睡眠時間以上に眠ろうと床の上で長く過ごすと、寝つくまでに時間がかかる、途中で目が覚める回数が増える、ぐっすり眠った感じが減るなど、眠りの質が下がることがわかっていると説明しています。眠れないのに横になり続けるのは、かえって逆効果になりやすいのです。
いったん寝床を離れて、静かに過ごす
同じガイドでは、なかなか眠れないときはいったん寝床を離れ、寝床以外の静かで暗めの、安心できる場所で、眠気が来るまで静かに過ごすよう勧めています。眠気が来てから寝床に戻ればよいのです。寝床で考えごとをするのは避けましょうとも書かれています。
キャンピングカーなら、寝床から机や座席へ移るだけで、場所を変えられます。
| 落ち着く過ごし方 | 車内でのこつ |
|---|---|
| 本を読む | 手元だけを照らす小さな明かりで |
| 温かい飲み物を飲む | 水筒に入れておけば火を使わずに済む |
| 体を温める | 毛布をはおり、足元を冷やさない |
| 静かに座っている | 窓の目隠しは閉めたままにする |
| 次の日の予定を紙に書く | 頭の中の心配ごとを外に出す |
眠れない夜に、避けたいこと
ガイドでは、寝室にスマートフォンやタブレットを持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが良い睡眠につながるとしています。眠れないからといって画面を見続けると、目も頭も休まりません。
また、寝つきをよくするための「寝酒」も含め、大量のお酒や毎日の飲酒は勧められないとしています。旅の夜は気がゆるみがちですが、眠るためにお酒に頼るのはやめておきましょう。
夜中にトイレへ行くことの多い人は、足元を照らす小さな明かりを用意しておくと安心です。ガイドでも、高齢者が夜にトイレへ行くとき、転ばないよう足元灯などを使い、目に入る光の量を減らす工夫が大切だとしています。
- 眠れないときは、いったん寝床を離れると決めた
- 手元だけを照らす小さな明かりを用意した
- 温かい飲み物を水筒に入れておいた
- スマートフォンは寝床から離れた所に置いた
- 足元を照らす明かりを用意した
寝床の寒さやでこぼこが眠れない原因なら、マットや枕を見直すだけで夜が変わることもあります。
マット・枕は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 眠れないのに横になり続けると、眠りの質が下がりやすいとされています。
- 眠れないときはいったん寝床を離れ、静かで暗めの場所で眠気を待ちましょう。
- 画面を見続けることと寝酒は避け、足元の明かりを用意しておきます。
次に読む寝床の工夫は『寝床づくり』のコーナーへ。読み物『一般車の寝床づくり』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでも、車内で快適に眠る工夫を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(確認日 2026-10-17)
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