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2026年3月10日(火)の話題8ナンバー・制度コラム No.2261

車の改造で気をつけること:車検に通らない改造

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
飛騨自動車検査登録事務所(岐阜県高山市)撮影 Hohoho / CC BY-SA 3.0
飛騨自動車検査登録事務所(岐阜県高山市)(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 車検に通らなくなる改造があること
  • 国土交通省が挙げる不正改造の具体例
  • 改造の前に販売店や整備工場に相談する理由

手を加えると、車検に通らないことがある

車中泊のために車を自分好みに変えたい、という気持ちは自然なものです。けれど、内容によっては保安基準に合わなくなり、車検に通らなくなることがあります。それだけでなく、周りの車や歩く人を危ない目にあわせることもあります。

国土交通省は、不正改造車を排除する取り組みの中で、不正改造の具体例を示しています。車中泊の車でも起こりうるものを中心に見ておきましょう。

国土交通省が挙げる不正改造の例

具体例なぜいけないか
灯火類の灯火の色など決められていない色の灯火は、周りの運転者や歩く人を誤らせる
運転席と助手席の窓ガラスへの着色フィルムの貼り付け光を通しにくいフィルムは視界を妨げる
タイヤとホイールの車体(フェンダー)外へのはみ出し回る部分が車体から出ると、歩く人に危害を及ぼすおそれがある
消音器(マフラー)の切断・取り外し音が大きくなり、周りの暮らしを損なう
前面ガラスなどへの装飾板の取り付け運転者の死角が増える

キャンピングカーで特に気をつけたいのは、窓まわりです。車内を見えにくくしたいからと、運転席や助手席の窓に色の濃いフィルムを貼ると、不正改造にあたることがあります。目隠しは、走るときに外せる日よけやカーテンにしておきましょう。

車内の設備にも決まりがある

キャンピング車の構造の決まりでも、取り外せる設備は、走行中の振動などで動かないよう、決まった場所に確かに収納するか、固定することとされています。棚やテーブルを後から付けるときも、走っているあいだに動いたり外れたりしない作りにしておくことが大切です。

改造の前に相談する

改造は、手を付けてから相談するのでは遅いことがあります。部品を買う前、工事を頼む前に、販売店や整備工場に相談しましょう。保安基準に合うか、車検のときに困らないかを、経験のある人に見てもらうのが確かです。

  • 改造の内容を紙に書き出した
  • 窓に色の濃いフィルムを貼る計画になっていない
  • タイヤやホイールが車体の外にはみ出さない
  • 後から付ける設備を固定できる作りにした
  • 工事の前に販売店や整備工場に相談した

まとめ

  • 車に手を加えると、内容によっては車検に通らなくなります。
  • 灯火の色、窓の着色フィルム、タイヤのはみ出しなどは不正改造の例です。
  • 改造は、部品を買う前、工事の前に販売店や整備工場に相談しましょう。

次に読む制度の全体は『8ナンバー・制度の解説』のコーナーへ。読み物『8ナンバーの条件』と『2022年の改正』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、改造の届け出が要る場合を取り上げました。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 国土交通省「不正改造の具体例」(確認日 2026-10-17)
  2. 国土交通省「用途区分通達 4-1-3(4) キャンピング車の構造要件(PDF)」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

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