初心者の運転者と大きな車:レンタルの条件を確かめる
撮影 Tokumeigakarinoaoshima / CC0- 免許を取って間もない人が大きな車を借りる前に確かめること
- 普通免許で運転できる車の重さと、免許の時期による違い
- 初心運転者の標識の決まり
借りる前に「条件」を確かめる
キャンピングカーのレンタルは、車を持っていない人でも車中泊の旅を楽しめる方法です。免許を取ったばかりの人が、友だちや家族と借りてみたいと考えることもあるでしょう。
ただ、レンタル会社によっては、免許を取ってからの年数や年齢などの条件を決めていることがあります。条件は会社ごとに違うので、予約の前に必ず確かめましょう。あわせて確かめたいのが、自分の免許でその車を運転できるかどうかです。
普通免許で運転できる車の範囲
警察庁の資料では、普通免許で運転できる自動車は車両総重量3.5トン未満(最大積載量2トン未満)とされています。キャンピングカーの中には、装備が多く、車両総重量がこれを超える車もあります。
警視庁の案内では、平成29年3月12日から準中型免許が新しく設けられ、改正前の普通免許は、車両総重量5トン未満などの限定が付いた準中型免許とみなされるとしています。つまり、免許を取った時期によって、同じ「普通免許」でも運転できる範囲が違うのです。
| 確かめること | どこで見るか |
|---|---|
| 自分の免許の種類と限定 | 運転免許証の記載 |
| 借りる車の車両総重量 | レンタル会社の車の案内や車検証 |
| 免許を取ってからの年数の条件 | レンタル会社の貸し出しの条件 |
| 運転する人の登録 | 運転する人を全員申し出る必要があるか |
初心運転者の標識を忘れずに
道路交通法の第71条の5では、普通免許を受けていた期間が通算して1年に達しない人は、一部の例外を除き、普通自動車の前面と後面に決められた様式の標識を付けないで運転してはならないとされています。いわゆる初心運転者の標識です。
借りた車には標識が付いていないことが多いので、自分で用意して持っていきましょう。前と後ろの見やすい位置に付け、走っているあいだに外れないか確かめます。
慣れない大きな車は少しずつ
大きな車は、ふだんの車より幅が広く、曲がるときに後ろの輪が内側を通ります。借りたら、まずは広く空いた駐車場で、曲がり方や後退の感覚をつかんでから道に出ましょう。一日に走る距離も短めに決めておくと、気持ちにゆとりが生まれます。
- レンタル会社の貸し出しの条件を確かめた
- 自分の免許で運転できる車両総重量か確かめた
- 運転する人を全員申し出た
- 初心運転者の標識を前と後ろに付けた
- 広い駐車場で車の大きさに慣れてから出発する
まとめ
- 大きな車を借りる前に、レンタル会社の条件と自分の免許の範囲を確かめましょう。
- 普通免許で運転できる車は、取った時期によって範囲が違います。
- 免許を受けて1年に達しない人は、初心運転者の標識を前と後ろに付けて運転します。
次に読む運転のマナーと決まりは『マナーとルール』のコーナーへ。読み物『道の駅・SA/PAで車中泊はしてよい?』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、高齢の運転者と大きな車の話を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第71条の5(初心運転者標識等の表示義務)」(確認日 2026-10-17)
- 警察庁「準中型免許で運転できる自動車(PDF)」(確認日 2026-10-17)
- 警視庁「準中型自動車・準中型免許の新設について」(確認日 2026-10-17)
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