大きな車に慣れるまでの最初の百キロの走り方
撮影 RVテラス(図) / 当サイト作成- 大きな車に慣れるまで、最初の長い距離で気をつけたいこと
- 速度、車間、車線の中での位置の考え方
- 休憩を多めにとる理由
走り出す前に座り方を合わせる
大きな車は、運転席の高さも、鏡に映る景色も、ふだんの車と違います。走り出す前に、座り方を自分に合わせましょう。JAF Mate Onlineの運転レッスンでは、シートに深く腰掛ける、座面の高さを調整する、シートの前後を調整する、リクライニングを調整する、ヘッドレストを調整する、という順番を紹介しています。座り方が合うと、運転の疲れが軽くなったり、腰痛を防ぐ効果も期待できるとしています。座ったら、左右と後ろの鏡で、車の後ろの角がどこまで見えるかも確かめておきます。
速度は控えめに、車間は長めに
大きな車は重く、ふだんの車より止まるまでの距離が長くなります。道路交通法の第26条は、前の車が急に止まったときにも追突を避けられるよう、必要な距離を保たなければならないと定めています。慣れないうちは、ふだんの車より車間を長くとり、速度も控えめにしましょう。後ろに車が続いたら、安全な場所で先に行ってもらうと、気持ちに余裕が生まれます。
| 気をつけたい点 | 最初の長い距離での走り方 |
|---|---|
| 速度 | 流れに乗りつつ、上げすぎない |
| 車間 | ふだんの車より長めにとる |
| 車線の中の位置 | 左に寄りすぎず、車線の中ほどを保つ |
| 曲がるとき | 後ろの車輪が内側を通るので、大回りを意識する |
| 休憩 | ふだんより短い間隔でとる |
左に寄りすぎず、車線の中ほどを
道路交通法の第18条は、車両通行帯のある道路を除き、自動車は道路の左側に寄って通行すると定めています。ただ、大きな車に慣れないうちは、左の端が見えにくく、怖がって左に寄りすぎることがあります。寄りすぎると、路肩の段差や電柱、自転車に近づきすぎてしまいます。車線のある道では、車線の中ほどを保つことを意識しましょう。
休憩を多めにとる
慣れない車の運転は、思った以上に気を張り、疲れます。最初の長い距離は、ふだんより休憩の間隔を短くし、車を降りて体を伸ばしましょう。休憩のたびに、鏡の角度がずれていないか、荷物が動いていないかを確かめると、次の区間も落ち着いて走れます。
- 走り出す前に座り方と鏡を合わせた
- 車間をふだんより長くとった
- 左に寄りすぎず、車線の中ほどを保った
- 曲がるときは大回りを意識した
- ふだんより短い間隔で休憩した
まとめ
- 走り出す前に座り方と鏡を合わせ、車の後ろの角の見え方を確かめましょう。
- 慣れないうちは速度を控えめに、車間を長めにとります。
- 左に寄りすぎず車線の中ほどを保ち、休憩はふだんより多めにとりましょう。
次に読む安全運転の基本は『マナーとルール』のコーナーへ。読み物『道の駅・SA/PAで車中泊はしてよい?』もあわせてどうぞ。前の回のコラムでは、旅先で自転車に乗るときの基本を紹介しています。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第18条(左側寄り通行等)」(確認日 2026-10-17)
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路交通法 第26条(車間距離の保持)」(確認日 2026-10-17)
- JAF Mate Online「菰田潔の運転レッスン(走り出す前の基本)」(確認日 2026-10-17)
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