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2026年4月26日(日)の話題車中泊ごはんコラム No.2308この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

温泉たまごを作る:温度と時間の考え方

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
群馬県 草津温泉 夜の湯畑撮影 Aspere / CC0
群馬県 草津温泉 夜の湯畑(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 温泉たまごと半熟たまごの違い
  • 温泉たまごを作る温度と時間の考え方
  • 保温ボトルで作る方法と、食べるときの注意

白身と黄身の固まる温度の違い

温泉たまごは、白身がとろりとやわらかく、黄身が固まりかけた卵です。半熟たまごはその逆で、白身が固まり、黄身がとろりとしています。同じ生の卵から、なぜ違う物ができるのでしょうか。

東北大学の伝熱工学の講義の資料では、その理由を、白身と黄身の固まる温度の違いと、卵を加熱するときの熱の伝わり方で説明しています。資料によると、脂質の多い黄身の固まる温度は60〜70℃、たんぱく質の多い白身の固まる温度は75〜80℃です。

作り方お湯の温度時間できあがり
温泉たまご60〜70℃のお湯長く浸ける黄身だけが固まり、白身はやわらかい
半熟たまご100℃近くの沸騰したお湯短くゆでる白身が固まり、中心の黄身は固まらない
群馬県 草津温泉の温泉街(旅館の並ぶ道)撮影 Aspere / CC0
群馬県 草津温泉の温泉街(旅館の並ぶ道)(イメージ) この写真について

熱すぎないお湯に、長く浸ける

同じ資料では、温泉たまごは温泉などの60〜70℃のお湯で長時間加熱することによって、白身の固まる温度に達しないまま、黄身だけを固まらせることができるとしています。半熟たまごは、沸騰したお湯で短い時間ゆでるため、外側の白身は固まっても、熱が中心まで届く前に取り出すので黄身が固まらない、という説明です。

つまり温泉たまごのこつは、お湯を熱くしすぎないことと、時間をかけることです。温度が高すぎると白身まで固まり、低すぎると黄身が固まりません。

保温ボトルで作る

車中泊では、口の広い保温ボトルが役に立ちます。沸かしたお湯に水を足して温度計で温度を合わせ、冷蔵庫から出して少し置いた卵を入れて、ふたを閉めて待ちます。待つ時間は、ボトルの大きさや卵の数、外の気温で変わるので、家で一度試して、自分のボトルでの時間を書き留めておくと、旅先で失敗しません。

群馬県 草津温泉の湯畑撮影 Aspere / CC0
群馬県 草津温泉の湯畑(イメージ) この写真について

食べるときの注意

厚生労働省の広報誌では、サルモネラ属菌による食中毒を防ぐには、肉や卵は75℃以上で1分以上、十分に加熱することが大切だとしています。温泉たまごは白身が固まらない温度で作るため、これより低い温度の加熱です。新しい卵を使い、作ったらすぐに食べ、作り置きはしないようにしましょう。体調のすぐれない人や小さな子には、しっかり加熱した卵を選ぶと安心です。

  • 温度計でお湯の温度を合わせた
  • 家で一度試し、待つ時間を書き留めた
  • 新しい卵を、冷蔵して持っていった
  • 作ったらすぐに食べ、作り置きはしない

卵や食材を旅先へ持っていくなら、保冷できるクーラーボックスに入れて運びましょう。

クーラーボックスは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。

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まとめ

  • 温泉たまごは、黄身が60〜70℃、白身が75〜80℃で固まるという違いを利用して作ります。
  • 60〜70℃のお湯に長く浸けると、黄身だけが固まった温泉たまごになります。
  • 十分な加熱ではないので、新しい卵を使い、作ったらすぐ食べましょう。

次に読む旅先のごはんは『車中泊ごはん』のコーナーへ。地域のページの郷土の味の欄でも、各地の名物を紹介しています。前の回のコラムでは、温泉地の名物料理を紹介しています。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 東北大学 未来科学技術共同研究センター(圓山重直)「伝熱工学の基礎と応用 1-2 伝熱工学の質問A 温泉卵と半熟卵(PDF)」(確認日 2026-10-17)
  2. 厚生労働省「広報誌「厚生労働」2024年8月号 食事にひそむキケン~おいしく安全に食べるヒント~」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

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