寝床の手入れ:旅のあとに干す
- 旅のあとに寝具を干す理由
- 干す順番と、干したあとの手入れ
- 梅雨の時期の乾かし方と、しまう前の確かめ
車の中の寝具は、湿気をため込みやすい
車の中で寝ると、体から出る汗や、寒暖の差でできる結露で、寝具は思った以上に湿気を吸っています。そのまま車に置いたり、袋に入れてしまったりすると、においやカビの原因になります。東京都健康安全研究センターの資料では、ダニの育ちやすい環境は温度25℃前後、湿度75%前後とされています。湿気の多い季節に湿ったままの寝具は、ダニにとっても過ごしやすい場所です。旅から帰ったら、寝具を車から出して干すところまでを、旅の片付けに入れておきましょう。
干す順番
| 順番 | すること | ひとこと |
|---|---|---|
| 一 | 寝袋・マット・枕を車から出す | 車の中で湿気を逃がさない |
| 二 | カバーやシーツを外して洗う | 本体と分けて手入れする |
| 三 | 本体を風通しのよい日陰か日なたに干す | 寝袋は説明書の干し方に従う |
| 四 | 干したあと、たたかずに掃除機をかける | 表面のほこりを吸い取る |
| 五 | よく乾いてから、ゆったりしまう | 押しつぶさない |
同じ資料では、天気のよい日は布団を干してよく乾燥させること、干したあとはたたかずに必ず掃除機をかけることを勧めています。寝袋のように中身が羽毛や化学繊維の物は、強い日差しで傷むこともあるので、説明書の干し方を確かめましょう。空気で膨らませるマットは、空気の弁を開けたまま乾かすと、中の湿気も抜けやすくなります。
梅雨の時期の乾かし方
六月は雨の日が続き、外で干せないこともあります。同じ資料では、梅雨の時期などは布団乾燥機を使うとよいとしています。家の中で干すときは、部屋の窓を開けるか換気扇を回し、扇風機で風を当てると乾きが早まります。車の中も、晴れ間にドアと窓をすべて開けて、空気を入れ替えておきましょう。
しまう前に確かめたいこと
- 寝具の中まで乾いているか、手で押して確かめた
- カバーやシーツを洗って、よく乾かした
- 干したあと、たたかずに掃除機をかけた
- 収納の袋は、押しつぶさない大きさの物を使った
- 車の中の床も、乾いていることを確かめた
湿気の多い季節に備えて、洗えるカバー付きの枕やマットを選んでおくと、旅のあとの手入れがずっと楽になります。
枕は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 車の中の寝具は湿気を吸っているので、旅のあとは車から出して干しましょう。
- 干したあとは、たたかずに掃除機をかけ、よく乾いてからしまいます。
- 梅雨の時期は、布団乾燥機や扇風機を使い、車の中の空気も入れ替えましょう。
次に読む寝床の作り方は『寝床づくり』のコーナーへ。普通の車での寝床の工夫は、読み物『一般車の寝床づくり』で紹介しています。前の回のコラムでは、靴を脱ぐ場所を決める工夫を取り上げました。
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