旅先の故障に備える:直せる物と直せない物
撮影 CEphoto, Uwe Aranas / CC BY-SA 3.0- 旅先で多い故障の種類
- 自分で直せる物と、任せる物の分け方
- 連絡先の控え方と、出発前の準備
多い故障は、電池とタイヤ
JAFのロードサービスの2024年度の年間の出動理由(四輪・二輪合計)では、一位が過放電のバッテリーで778,537件、全体の33.92%、二位がタイヤのパンク・バースト・空気圧不足で467,132件、20.35%でした。三位は破損・劣化したバッテリーで、上位の多くを電池とタイヤが占めています。高速道路に限ると、一位はタイヤのパンクなどで41.16%、二位は燃料切れで9.84%でした。
キャンピングカーは、照明や冷蔵庫などで電気を多く使い、重い荷物でタイヤにも負担がかかる車です。この二つは、特に気をつけておきたい場所です。
直せる物と、任せる物
| 区分 | 例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 自分でできることがある | 切れたヒューズの交換、室内の電球の交換 | 説明書で場所と種類を確かめ、同じ容量の物に替える |
| 道具があればできることがある | バッテリーが上がったときの対応 | 手順に慣れていなければ任せる |
| 任せる | タイヤのパンク、エンジンや足まわりの不調、ブレーキの異常 | 無理に走らず、安全な場所で連絡する |
ヒューズは、切れた物と同じ容量の物に替えるのが基本です。替えてもすぐに切れるときは、どこかに原因があるので、それ以上は触らずに専門の人に見てもらいましょう。住まいの部分の電気や水まわりも、配線や配管に手を入れるのは避けます。
連絡先は、紙にも控える
故障したときに慌てないよう、連絡先は一枚の紙にまとめて車に置いておきましょう。スマートフォンの電池が切れていても、紙なら見られます。
- ロードサービスの連絡先と、会員番号などを紙に書いた
- 買った販売店と、加入している保険の連絡先を書いた
- 車の情報(車名の分かる書類の場所)を書いた
- 予備のヒューズを、説明書と一緒に積んだ
- 停止表示器材と懐中電灯を、すぐ出せる場所に置いた
故障しにくくする出発前の準備
出発前に、タイヤの空気圧と傷み、バッテリーの状態、燃料の量を確かめておくだけでも、多い故障の多くに備えられます。長く乗っていない車は、バッテリーが弱っていることがあるので、旅の前に販売店で見てもらうと安心です。
予備のヒューズや懐中電灯、手袋などは、一つの箱にまとめて積んでおくと、いざというときにすぐ取り出せます。
カー用品は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 旅先で多い故障は、バッテリーとタイヤです。
- ヒューズや室内の電球は自分でできることがありますが、タイヤやエンジン、ブレーキは任せましょう。
- 連絡先を紙に控え、出発前にタイヤとバッテリー、燃料を確かめます。
次に読む自分でできる手入れは『点検とメンテナンス』のコーナーへ。出かける前の確かめは、読み物『出発前の点検リスト』で紹介しています。前の回のコラムでは、販売店に頼む点検を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)「JAFロードサービス 主な出動理由TOP10 2024年度 年間(四輪・二輪合計)」(確認日 2026-10-17)
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