旅先で窓ガラスが割れたとき:応急の処置
撮影 Lionel Allorge / CC BY-SA 3.0- 窓ガラスが割れたときに、まずすること
- テープとシートを使った応急の処置の手順
- 運転の視野に関わる窓の扱いと、修理の連絡
まず、けがを防ぐ
飛び石や、ぶつかった物で窓ガラスが割れたときは、慌てて素手で破片に触れないことが第一です。走っている途中なら、安全な場所に車を停めてから様子を見ます。車の窓ガラスは、保安基準で安全ガラスであることが求められていますが、割れたときには細かい破片が座席や床に散ることがあります。
手袋をはめ、座席や床の破片を集めてから、次の処置に進みましょう。寝具や衣類に破片が付いていないかも確かめます。
テープとシートで、応急の処置
| 順番 | すること | 使う物 |
|---|---|---|
| 一 | 手袋をはめ、窓まわりの破片を集める | 手袋、小さなほうき、ちりとり |
| 二 | 割れた窓の外側を、透明のシートで覆う | 透明のビニールシート |
| 三 | シートの周りをテープで留める | 幅の広いテープ |
| 四 | 車内の座席や床の破片を、もう一度集める | 手袋、掃除用具 |
| 五 | 写真を撮り、修理の連絡をする | 携帯電話 |
透明のシートを使うと、外が見えて、雨も防げます。テープは車の塗装を傷めにくい物を選ぶと、はがすときに安心です。
運転の視野に関わる窓は、無理に走らない
窓ガラスには、守るべき決まりがあります。道路運送車両の保安基準の第二十九条では、窓ガラスについて、安全ガラスであることや、前面ガラスなどが運転者の視野を確保できることなどの基準が定められています。また、窓ガラスに貼り付けてよい物も、検査標章や保険標章など、決められた物に限られています。
前面ガラスや、運転席・助手席の横の窓が割れたときは、視野に関わるので、シートで覆ったまま走らず、修理の業者やロードサービスに相談しましょう。道路運送車両法の第四十七条でも、自動車の使用者は、点検をし、必要に応じて整備をすることで、保安基準に適合するように維持しなければならない、とされています。
修理の連絡と、旅の続け方
- 割れた窓と、割れた原因が分かる写真を撮った
- 加入している保険会社やロードサービスに連絡した
- 近くで修理できる所があるかを聞いた
- 修理が終わるまで、旅の予定を見直した
応急の処置は、修理までのつなぎです。後ろの窓でも、なるべく早く修理しましょう。テープやシートは、旅の道具箱に一つずつ入れておくと、いざというときに役立ちます。
補修用テープは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- 窓ガラスが割れたら、手袋をはめて破片を集め、けがを防ぎましょう。
- 透明のシートとテープで外側を覆うと、雨と破片を防げます。
- 前面ガラスや運転席・助手席の窓は視野に関わるので、無理に走らず修理を頼みます。
次に読む出発前に見ておきたい点検は、読み物『出発前の点検リスト』へ。点検とメンテナンスのコーナーもあわせてどうぞ。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路運送車両の保安基準 第二十九条(窓ガラス)」(確認日 2026-10-17)
- e-Gov 法令検索(デジタル庁)「道路運送車両法 第四十七条」(確認日 2026-10-17)
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