水をこぼしたとき:車の床とマットを乾かす
撮影 RVテラス(図) / 当サイト作成- 水や飲み物をこぼしたときの拭き取りの手順
- マットの下まで乾かす理由
- 梅雨の時期の乾かし方
こぼしたら、まず吸い取る
車の中で水筒を倒したり、ポリタンクから水を移すときにこぼしたりすることは、車中泊の旅ではよくあります。慌ててこすると、水が広がって奥まで染み込みます。まず乾いたタオルを上から押し当て、水を吸い取りましょう。飲み物の場合は、糖分や油分が残るとべたつきやにおいの原因になるので、吸い取ったあとに固く絞った布で拭き、もう一度乾いた布で押さえます。
| 順番 | すること | ひとこと |
|---|---|---|
| 一 | 乾いたタオルを押し当てて吸い取る | こすらない |
| 二 | 飲み物なら、固く絞った布で拭く | 糖分や油分を残さない |
| 三 | マットを持ち上げ、下の床を確かめる | 見えない所に水がたまる |
| 四 | マットと床を別々に乾かす | 重ねたままにしない |
マットの下まで乾かす理由
表面が乾いて見えても、マットの下や床のすき間には水が残っていることがあります。東京都健康安全研究センターの資料では、ダニの育ちやすい環境は温度25℃前後、湿度75%前後とされ、ダニはカビなどもエサにして増えると説明しています。閉め切った車の中で湿ったマットをそのままにすると、においやカビが出やすくなり、ダニの過ごしやすい場所にもなります。こぼした場所は、必ずマットを持ち上げて下まで確かめましょう。
乾かし方
晴れた日は、マットを車の外に出して日に当て、床はドアと窓を開けて風を通します。小さな扇風機があれば、床に向けて風を当てると乾きが早まります。拭くのに使ったタオルも、そのまま車の中に置かず、乾かしてから洗いましょう。厚生労働省の食中毒予防のポイントでも、タオルやふきんは乾いて清潔なものと交換するよう勧めています。湿ったタオルを置いたままにすると、車の中ににおいがこもります。
梅雨の時期は、湿気をためない工夫を
六月は外で干せない日が続きます。雨の日は、駐車場などで止まっている間に窓を少し開けて換気し、晴れ間を見て一気に乾かしましょう。水を扱う場所の床には、洗える敷物を一枚敷いておくと、こぼしたときに敷物だけを外して乾かせます。
- こぼしたら、こすらずに乾いたタオルで吸い取った
- マットを持ち上げ、下の床まで確かめた
- マットと床を別々に乾かした
- 拭いたタオルを乾かしてから洗った
- 水を扱う場所に、洗える敷物を敷いた
水を移すときにこぼさないよう、注ぎ口の付いたポリタンクを使うと、車の中での水の扱いが楽になります。
ポリタンクは、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- こぼしたら、こすらずに乾いたタオルで吸い取りましょう。
- マットの下に残った水は、においやカビ、ダニの原因になるので必ず確かめます。
- マットと床を別々に乾かし、拭いたタオルも乾かしてから洗いましょう。
次に読む車の中の水やトイレの工夫は『水とトイレ』のコーナーへ。一人の旅の備えは、読み物『一人の車中泊の防犯とトイレ』で紹介しています。前の回のコラムでは、運転席の近くのゴミ箱の置き方を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 東京都健康安全研究センター「くらしの健康 第47号(令和元年9月)」(確認日 2026-10-17)
- 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」(確認日 2026-10-17)
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