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2026年6月12日(金)の話題電気まわりコラム No.2355この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

電気の使える量を表示する画面の読み方:残量と残り時間

公開
電池の残りを示す計器
電池の残りを示す計器 写真:S.J. de Waard / CC BY-SA 3.0
この記事で分かること
  • 残量と残り時間の表示の違い
  • 残り時間が急に増えたり減ったりする理由
  • 残りが少ないときの使い方の工夫

二つの表示は、別の物を表している

ポータブル電源の画面には、残量(全体のうちどれくらい残っているか)と、残り時間(このまま使うとあと何時間か)が並んで出ることがあります。似た数字に見えますが、表しているものは違います。

残量は、電池にためてある電気の割合です。使う電力を変えても、すぐには大きく動きません。残り時間のほうは、そのとき使っている電力をもとに出す目安です。どのように計算しているかは機種によって違うので、取扱説明書で一度確かめておきましょう。

表示表していること変わりやすさ
残量ためてある電気の割合ゆっくり減る
残り時間今の使い方を続けたときの目安使う物を変えると大きく変わる

残り時間が大きく動く理由

電池の充電器の表示
電池の充電器の表示 写真:Medvedev / CC BY-SA 3.0

たとえば、照明だけを使っているときに長い残り時間が出ていても、電気ケトルのような消費電力の大きい家電をつなぐと、残り時間は一気に短くなります。家電を外すと、また長くなります。残りの電気が増えたり減ったりしたわけではなく、使う速さが変わったので目安が変わった、と考えると分かりやすくなります。

ためてある電気の量を、使う電力で割ると、おおよその時間になります。仮に同じ量の電気が残っていても、使う電力が2倍になれば、使える時間は半分ほどになる、という関係です。

残りが少ないときの使い方

残量が少なくなったら、まず残り時間ではなく残量を見て、何に使うかを決めます。

  • 寝る前に残量を見て、朝までに使う物を決めた
  • 消費電力の大きい家電は、残りが少ないときは使わないと決めた
  • 照明や携帯電話の充電など、なくて困る物を先に残した
  • 次に充電できる場所と時刻を確かめた

表示の異常は、使うのをやめる合図

膨らんだリチウム電池
膨らんだリチウム電池 写真:Saimmx / CC0

NITE(製品評価技術基盤機構)は2025年8月28日の注意の呼びかけで、ポータブル電源などの充電式の製品にはリチウムイオン電池が使われていることが多く、熱や強い衝撃を与えないようにすることなどが大切だとしています。特に総エネルギー量が大きい製品は事故のときの発熱量も大きくなるため、大容量のポータブル電源はより注意が必要だ、とも書かれています。表示がおかしい、熱い、においがするなどの異常に気づいたら、使うのをやめて販売店やメーカーに相談しましょう。容量に余裕のある電源を選ぶと、残りを気にする場面も減ります。

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価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。

まとめ

  • 残量はためてある電気の割合、残り時間は今の使い方を続けたときの目安です。
  • 消費電力の大きい家電をつなぐと、残り時間は大きく短くなります。
  • 異常に気づいたら使うのをやめ、販売店やメーカーに相談しましょう。

次に読む電気の基本は読み物『電気まわりの基本』へ。電源の選び方や使い方は『電気まわり』のコーナーにまとめています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。

参考にした公式情報(1件・2026年10月17日に確認)
  1. 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「備えただけでは、憂いあり ~ライフライン停止時に活躍する製品で気を付けるポイント~(2025年8月28日)」(確認日 2026-10-17)

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