道具を選ぶときに見る口コミの読み方
- 口コミを自分の条件に引き寄せて読む方法
- 口コミを読むときに見ておきたい四つの点
- 広告であることを隠す表示についての決まり
口コミは、書いた人の条件ごと読む
道具を選ぶとき、実際に使った人の口コミは大きな手がかりになります。ただ、口コミは書いた人の使い方の中での感想です。冬の山で使った人の「寒かった」と、夏の海辺で使った人の「ちょうどよかった」は、同じ寝袋の話でも、どちらも正しいことがあります。
大切なのは、口コミの中身だけでなく、書いた人がどんな条件で使ったかを一緒に読むことです。
見ておきたい四つの点
| 見る点 | 例 | 自分と比べること |
|---|---|---|
| 使った季節 | 冬・夏・梅雨 | 自分が使う季節と同じか |
| 車の大きさ | 軽・バン・大きめの車 | 置き場所の広さが同じか |
| 使った人数 | 一人・二人・家族 | 使い方の量が同じか |
| 使った期間 | 一回・何年も | 丈夫さの話か、第一印象か |
四つの点が自分と近い口コミほど、自分にとって役に立ちます。条件が書かれていない口コミは、参考の度合いを少し下げて読むと迷いにくくなります。
広告であることを隠す表示は、決まりで規制されている
口コミの中には、事業者が頼んで書いてもらった物が混じることがあります。消費者庁の案内では、広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことが、いわゆる「ステルスマーケティング」だと説明されています。そして、令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となる、とされています。
消費者庁の案内によると、規制されるのは商品やサービスを供給する事業者(広告主)で、一般消費者が広告であることを分からないものが対象です。広告であることが分かる表示があれば、それは広告として読めばよい、ということになります。
- 「広告」「PR」などの表示があるかを見た
- 書いた人の季節・車・人数・期間を見た
- よい口コミと、困った点の口コミの両方を読んだ
- 自分の使い方に近い口コミを、三つ以上選んで比べた
最後は、自分の条件で決める
口コミで候補を絞ったら、最後は自分の条件に合うかで決めます。寸法、重さ、使う季節、しまう場所を書き出し、候補の道具と一つずつ照らし合わせましょう。店で実物を見られるなら、手に取って大きさや重さを確かめると、口コミだけでは分からないことも見えてきます。
まとめ
- 口コミは、書いた人の季節・車・人数・期間と一緒に読みましょう。
- 自分の条件に近い口コミほど、役に立ちます。
- 令和5年10月1日から、広告であることを隠すステルスマーケティングは景品表示法違反とされています。
次に読む寝具・電源・照明など、道具の種類ごとの選び方は『グッズの選び方』のコーナーにまとめています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
参考にした公式情報(1件・2026年10月17日に確認)
- 消費者庁「ステルスマーケティングに関する景品表示法の規制」(確認日 2026-10-17)
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