アウトドア用品と車中泊用品の違い
撮影 RVテラス(図) / 当サイト作成- キャンプの道具と車中泊の道具の、選ぶ基準の違い
- 車中泊なら重さより大事になること
- 車の中で使ってはいけない道具の注意
選ぶ基準は、運び方と使う場所で変わる
キャンプの道具と車中泊の道具は、売り場では同じ棚に並んでいることもあります。けれども、選ぶ基準は違います。いちばん大きな違いは、道具を人が持って運ぶか、車が運ぶか、そして外で使うか、車の中で使うかです。
| 比べる点 | キャンプの道具 | 車中泊の道具 |
|---|---|---|
| 重さ | 軽さが大事なことが多い | 車が運ぶので、重さより使いやすさ |
| 大きさ | 小さくたためることが大事 | 車の中の置き場所に収まるか |
| 使う場所 | 外、テントの中 | 車の中が中心 |
| 寝具 | 薄くて軽いマット | 厚くて寝心地のよいマット |
| 気をつけること | 風・雨・地面 | 車内の換気、温度、走行中の固定 |
車中泊なら、重さより「置き場所」
車中泊では、道具を背負って歩くことは少ないので、少し重くても、寝心地のよいマットや、座りやすい椅子を選べます。そのかわり、車の中のどこにしまうか、走るときに動かないかを考える必要があります。買う前に、置く場所の寸法を測っておきましょう。
キャンプの軽い道具が悪いわけではありません。車を離れて歩いて行く場所で使うなら、軽い道具が役に立ちます。旅の過ごし方に合わせて、両方を使い分けるのが一つの考え方です。
外で使う道具を、車の中に持ち込まない
いちばん気をつけたいのが、外で使うための道具を、車の中で使ってしまうことです。NITE(製品評価技術基盤機構)の2025年8月28日の注意の呼びかけでは、避難先としてのテント内や車内など、狭い場所でカセットこんろを使用しないよう書かれています。周囲の可燃物に着火して火災になるおそれがあり、狭い場所で使うと不完全燃焼して一酸化炭素中毒に至るおそれがあり大変危険だ、とされています。
同じ資料では、携帯発電機は、物置、倉庫、自動車内、テント内など、換気が悪く排ガスがこもる場所では絶対に使用しないよう呼びかけています。また、NITEのカセットこんろの注意では、換気が不十分だと酸素が不足して不完全燃焼となり、一酸化炭素濃度が上昇して中毒に至るおそれがある、と説明しています。
- こんろは、車の外の風通しのよい場所で使う
- 携帯発電機は、車の中やテントの中では使わない
- カセットボンベは、室内の40℃未満の場所に保管する
- 道具の取扱説明書で、使ってよい場所を確かめた
迷ったら、取扱説明書の「使う場所」を見る
道具を選ぶときは、取扱説明書や表示で、どこで使う道具なのかを確かめましょう。屋外用と書かれた道具は、車の中では使いません。車の中で使う道具は、車中泊用として選ぶほうが安心です。寝具は、車中泊用の厚みのある物を選ぶと、眠りやすさが変わります。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- キャンプの道具は軽さ、車中泊の道具は置き場所と使いやすさが選ぶ基準になりやすいです。
- テント内や車内など狭い場所では、カセットこんろを使わないよう注意されています。
- 携帯発電機は、自動車内やテント内では絶対に使わないようにしましょう。
次に読む寝具・電源・照明など、道具の種類ごとの選び方は『グッズの選び方』のコーナーにまとめています。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「備えただけでは、憂いあり ~ライフライン停止時に活躍する製品で気を付けるポイント~(2025年8月28日)」(確認日 2026-10-17)
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)「カセットこんろ「4.換気不足による不完全燃焼」」(確認日 2026-10-17)
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