レンタルでよく見るキャンピングカーの種類
撮影 LouisCeleste / CC0- レンタルで目にする三つの種類の違い
- それぞれが、初めて借りる人に向く点
- 借りる前に確かめたい免許と大きさ
種類の名前は、もとの車で分かれる
キャンピングカーの種類は、どんな車をもとにして作ったかで呼び名が変わります。日本RV協会の「キャンピングカー図鑑」では、キャブコンバージョン(キャブコン)を、キャブ(運転席部分)付きのシャーシに居住空間を載せて架装したもの、バンコンバージョン(バンコン)を、バン、ミニバン、ワゴン車等をベースに内装を架装したもの、軽キャンピングカーを、軽自動車のトラックやバンをベースに架装したもの、と説明しています。
レンタル会社の一覧では、この三つの種類を目にすることがよくあります。それぞれに、初めての人にとってのよい点があります。
| 種類 | もとの車 | 初めての人に向く点 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| キャブコン | 運転席付きのシャーシ | 車内が広く、家族で寝やすい | 車体が大きく、高さもある |
| バンコン | バン・ミニバン・ワゴン車 | 普段の車に近い感覚で運転しやすい | 寝床の広さは車によって差がある |
| 軽キャンパー | 軽自動車のトラックやバン | 小回りが利き、狭い道でも扱いやすい | 寝られる人数と荷物の量が限られる |
家族ならキャブコン、慣れるならバンコン
家族で寝る場所を広く取りたいなら、キャブコンが候補になります。ただ、車体が大きく高さもあるので、運転に慣れていない人は、駐車場の高さ制限や、狭い道、曲がり角で気をつける必要があります。
普段の車に近い感覚で運転したいなら、バンコンが向いています。もとがバンやワゴン車なので、運転席からの眺めや車の大きさの感覚がつかみやすい種類です。一人や二人なら、軽キャンパーで気軽に始める方法もあります。
借りる前に、免許を確かめる
レンタルの車でも、運転できるかどうかは免許で決まります。警察庁の資料では、普通免許で運転できる自動車は、車両総重量3.5トン未満(最大積載量2トン未満)とされています。準中型免許では、車両総重量7.5トン未満(最大積載量4.5トン未満)の自動車を運転できます。
キャンピングカーは家具や設備を積むぶん重くなるので、大きな車を借りるときは、車両総重量が自分の免許の範囲に入っているかを、レンタル会社に必ず確かめましょう。免許を取った時期によって運転できる範囲が違う場合もあるので、免許証の条件の欄もあわせて見ておくと安心です。
- 寝る人数から、候補の種類を一つか二つに絞った
- 借りたい車の車両総重量と、自分の免許の範囲を確かめた
- 車の長さと高さを聞き、行き先の駐車場に入るか確かめた
- 運転を代わる人も、免許の範囲を確かめた
試してから考える
レンタルで種類の違う車を試すと、自分たちの旅に合う大きさが見えてきます。入門書で種類ごとの特徴を一通り読んでおくと、借りたときに見る所がはっきりします。
キャンピングカーの入門書は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。
グッズのページへまとめ
- キャブコン・バンコン・軽キャンパーは、もとにした車で呼び名が分かれます。
- 家族で広く寝たいならキャブコン、運転のしやすさならバンコンや軽キャンパーが候補です。
- 普通免許で運転できるのは車両総重量3.5トン未満の車です。借りる前に必ず確かめましょう。
次に読む種類ごとの特徴は『車種ページ』の種類別の一覧で比べられます。種類の全体像は読み物『キャンピングカーの種類七つ』へ。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 一般社団法人 日本RV協会「キャンピングカー図鑑」(確認日 2026-10-17)
- 警察庁「準中型免許で運転できる自動車(PDF)」(確認日 2026-10-17)
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