猫の脱走を防ぐ:ドアを開ける前の確認
撮影 yamamoto yousuke / CC BY-SA 2.0- 猫が車のドアから脱走しやすい場面
- ドアを開ける前の確認の習慣
- 万一いなくなったときの連絡先と探し方
脱走は、ドアを開けた一瞬に起こる
猫は、知らない場所や大きな音に驚くと、思いがけない速さで飛び出すことがあります。車の中では、人がドアを開けて乗り降りするたびに、外への出口ができます。休憩で車を降りるとき、荷物を出し入れするとき、トイレの世話をするときなど、ドアを開ける場面は旅の間に何度もあります。
環境省の「迷子にさせないために」では、ほとんどの動物は大きな音が苦手で、雷や花火などでパニックになって外に飛び出さないように対策をとるよう呼びかけています。また、室内や庭で飼っている動物がドアや門の隙間などから脱走しないよう、戸締りにも注意するよう書かれています。
ドアを開ける前に、猫をクレートへ
いちばん確かな方法は、ドアを開ける前に、必ず猫をクレートに入れて扉を閉めることです。これを家族全員の決まりにしておきます。
| 場面 | ドアを開ける前にすること |
|---|---|
| 休憩で降りる | 猫をクレートに入れ、扉が閉まったことを確かめる |
| 荷物の出し入れ | 開けるドアの近くに猫がいないか見る |
| トイレの世話 | 先にクレートに入れてから砂を替える |
| 窓を開ける | 猫が通れない幅までにする |
声に出して「猫、入れた」と確かめ合うと、家族の誰かが思い込みでドアを開けてしまうことを防げます。
身元が分かる物を付けておく
同じページでは、動物の愛護及び管理に関する法律で、家庭動物には飼い主の氏名や電話番号などの連絡先を記した首輪や迷子札、マイクロチップなどを装着するよう飼い主に求めている、と説明しています。首輪や迷子札など脱落しやすいものについては、マイクロチップなど脱落しない器具を併用することが推奨される、とも書かれています。旅の前に、首輪のゆるみや迷子札の連絡先を確かめておきましょう。
万一いなくなったら
環境省の「迷子にさせてしまったら」では、いなくなったらすぐに捜し始めることが重要だとし、迷子になった地域の保健所、動物管理センター、交番、動物病院へ連絡するよう案内しています。室内飼いの猫については、まず室内を徹底的に捜し、次に物置や室外機の下、植え込みなど、家の周りの狭く暗い場所を探すよう書かれています。旅先なら、まず車の中をくまなく探し、次に車の下や周りの物陰を探す、と置き換えて考えられます。
- ドアを開ける前に、猫をクレートに入れる決まりにした
- 首輪のゆるみと、迷子札の連絡先を確かめた
- 猫の写真を、携帯電話にすぐ出せるようにした
- 旅先の保健所や動物管理センターの探し方を確かめた
クレートは、車にしっかり固定できる大きさと形の物を選ぶと、走行中も猫が落ち着きやすくなります。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- 猫の脱走は、ドアを開けた一瞬に起こります。開ける前に必ずクレートに入れましょう。
- 首輪や迷子札、マイクロチップで、身元が分かるようにしておきます。
- いなくなったら、すぐに探し始め、保健所や動物管理センター、交番などへ連絡します。
次に読む猫や犬との車中泊の前に知っておきたいことは、読み物『犬・猫と車中泊をする前に』へ。ペットと車中泊のコーナーもあわせてどうぞ。前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 環境省「迷子にさせないために(収容動物検索情報サイト)」(確認日 2026-10-17)
- 環境省「迷子にさせてしまったら(収容動物検索情報サイト)」(確認日 2026-10-17)
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