寝床の長さを延ばす:足元に台を置く
- 寝床の長さが足りないと困ること
- 足元に台を置いて寝床を延ばす方法
- 台を選ぶときの高さと固定の注意
長さが足りない寝床は、脚が伸ばせない
一般の車の座席を倒して寝床をつくると、座席と座席の間にすき間ができたり、前の座席の背もたれに足が当たったりして、身長によっては長さが足りなくなります。脚を曲げたまま一晩過ごすと、よく眠れず、疲れを翌日の運転に持ち越しやすくなります。
参考になるのが、キャンピング車の寝床の基準です。国土交通省の構造要件では、大人用の寝床は一人につき長さ1.8m以上の連続した平らな面が要るとされています。自分の寝床の長さを測って、この長さや自分の身長と比べてみましょう。
足元に台を置いて延ばす
長さが足りないときは、足元の床のくぼみや座席のすき間に台を置いて、寝床の面を延ばします。
| 置く物の例 | 向いている場所 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ふたの丈夫な収納箱 | 後ろの座席の足元 | 上に乗っても割れない強さ |
| 折りたたみの台 | 座席と座席のすき間 | 脚が床に安定して着くか |
| 固めのクッション | 小さなすき間 | 体重で沈みすぎないか |
台の上にマットを重ねて、寝床と同じ高さにそろえると、段差が気にならなくなります。足元は体重がかかりにくいので、頭や腰の位置ほど固い台でなくても、高さをそろえることを優先しましょう。
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台を置くときの注意
台は、寝る前に置き、走る前には片付けるか、しっかり固定します。走っている間に台が動くと、急ブレーキのときに前へ飛び出すおそれがあります。台にする箱は、昼の間は荷物入れとして使えるので、寝床の足元にちょうど収まる大きさの物を一つ選んでおくと、荷物も寝床も片付きます。
- 台の高さが、寝床の面とそろっている
- 台の上に乗っても、ぐらつかない
- 足元のペダルの周りに、台や物を置いていない
- 走る前に、台を片付けるか固定した
脚を伸ばして眠れるかを確かめる
仙台市の災害時の車中泊避難の案内は、脚を伸ばした状態で寝ることができるか確認すること、日中は車外に出て歩くなど適度に体を動かすことを呼びかけています。旅の車中泊でも同じで、出かける前に一度、家の駐車場で実際に横になり、脚を伸ばして眠れるかを確かめておくと安心です。二人で寝るときは、二人とも横になって、足元の台の大きさが足りるかも見ておきましょう。
まとめ
- 寝床の長さを測り、身長や基準の長さと比べてみましょう。
- 足元に収納箱や台を置き、マットで高さをそろえると、寝床を延ばせます。
- 台は走る前に片付けるか固定し、ペダルの周りには物を置かないようにしましょう。
次に読む座席の倒し方や寝床のつくり方は、読み物『一般車の寝床づくり』へ。『寝床づくり』のコーナーと、前の回のコラムもあわせてどうぞ。
参考にした公式情報(2件・2026年10月17日に確認)
- 国土交通省「用途区分通達 4-1-3(4) キャンピング車の構造要件(PDF)」(確認日 2026-10-17)
- 仙台市「災害時の車中泊避難」(確認日 2026-10-17)
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