寝床の近くに置く飲み物:こぼさない置き方
撮影 Ser Amantio di Nicolao / CC BY-SA 4.0- 車中泊の夜に、飲み物を近くに置いておく理由
- こぼれにくい容器の選び方
- 寝床の近くの置き場所の決め方
夜も、飲み物は手の届く所に
車中泊の夜は、エンジンを止めた車内が思ったより乾いていたり、暑かったりして、のどが渇くことがあります。暗い中で荷物を探して飲み物を出すのは大変なので、寝る前に手の届く所に置いておくと安心です。
厚生労働省のエコノミークラス症候群の予防Q&Aは、予防の方法として「長時間同じ(特に車中等での窮屈な)姿勢でいないようにしましょう。」と書き、足の運動とともに「適度な水分を取りましょう。」と呼びかけています。仙台市の車中泊避難の案内にも、適切に水分をとること、ただし利尿作用のあるアルコールなどは控えることが書かれています。夜の飲み物は、水やお茶など、ふだん飲み慣れた物を選びましょう。
こぼれにくい容器を選ぶ
寝床の近くでは、寝返りや起き上がるときに、手や足が当たって容器を倒してしまうことがあります。
| 容器 | 向き・不向き | 理由 |
|---|---|---|
| ふたつきの水筒 | 向いている | 倒れても中身が出にくい |
| ストローやボタンで開くふたの物 | 向いている | 暗い中でも片手で飲める |
| ペットボトル | ふたを閉めれば使える | ふたを閉め忘れるとこぼれる |
| ふたのないコップ | 向いていない | 少しの揺れでもこぼれる |
飲んだあとは、必ずふたを閉めてから置く、と決めておきます。保温や保冷のできる水筒なら、季節に合わせた温度で飲めます。
置き場所の決め方
- 寝床の面より低い所か、壁ぎわに置く
- 枕元のライトや電気の道具から離して置く
- 倒れても寝具に流れないよう、浅い箱やトレーに入れる
- 置く場所を毎晩同じにして、暗い中でも手探りで取れるようにする
寝具の上に直接置くと、寝返りで倒れやすくなります。ドリンクホルダーや、壁につけるポケットを使うのも一つの方法です。濡れると乾きにくいマットや寝袋は、とくに飲み物から離しておきましょう。寝床の整え方は、読み物『一般車で車中泊するときの寝床づくり』でくわしく紹介しています。
こぼしてしまったときのために
それでも、こぼしてしまうことはあります。タオルを一枚、寝床の近くに置いておくと、すぐに拭き取れます。濡れたマットや寝袋は、朝のうちに車の外で風を当てて乾かしましょう。寝床の下に一枚敷き物を入れておくと、マットの下まで濡れるのを防げます。
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まとめ
- 夜も、のどが渇いたらすぐ飲めるよう、手の届く所に飲み物を置きます。適度な水分をとりましょう。
- ふたつきの水筒など、倒れてもこぼれにくい容器を選び、飲んだらふたを閉めます。
- 寝具から離した低い所に、毎晩同じ置き方で置きましょう。
次に読む寝床の整え方は、読み物『一般車で車中泊するときの寝床づくり』へ。『寝床づくり』のコーナーと、前の回のコラムもあわせてどうぞ。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 厚生労働省「深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防Q&A」(確認日 2026-10-17)
- 仙台市「災害時の車中泊避難」(確認日 2026-10-17)
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