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2025年8月1日(金)の話題歴史・雑学コラム No.2040この記事には広告(アフィリエイト)を含みます

カーナビの歴史:紙の地図からナビへ

公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正
古いカーナビの画面撮影 Qurren / CC BY-SA 3.0
古いカーナビの画面(イメージ) この写真について
この記事で分かること
  • 地図の上に自分の車を表示するナビが、いつ生まれたか
  • GPSのない時代に、どうやって車の位置を出していたか
  • 今のナビの時代にも、紙の地図が役立つ場面

地図の上に自車を出すナビは1981年に

ホンダは、1981年に生まれた「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」を、世界初の地図型自動車用ナビゲーションシステムと説明しています。同社の案内には、1981年9月22日にアコードとビガーに初めて搭載されたシステムだと書かれています。それまで、行き先までの道は紙の地図で探すのが当たり前でした。

GPSのない時代の仕組み

ホンダの案内は、このシステムを「まだGPSによる位置情報が入手できない時代」に開発したものとしています。1981年8月24日の発表文は、車の移動方向を知るガスレートジャイロの「方向センサ」と「走行距離センサ」、16ビットの「マイクロコンピュータ」を組み合わせた装置だと書いています。

仕組み案内にある内容
地図の表示CRTに走行軌跡などを映し、前面に透過性地図シートを置く
位置の計算ジャイロセンサーと距離センサーで方位と移動量を出し、16ビットCPUで計算
ずれの直し方走行軌跡と地図シートの道路を見比べ、運転者が修正できる

案内は、この三つの技術について「現在のナビゲーションシステムにおいても基本技術として確立され、世界的な標準となっています。」と書いています。発表文には、機能の面ではジャンボジェット機などの「慣性航法装置」と同じものだ、という説明もあります。

紙の地図からナビへ

同じ案内は、その後の歩みとして、1990年に日本全国を網羅するデジタル地図をコンパクトディスクに収めたナビを、1994年にルート案内や音声ガイドを持つナビを商品化したことを挙げています。地図シートを画面に重ねていた時代から、目的地までの道を声で案内する時代へと移ってきたことが分かります。

紙の地図が今も役立つ場面

今では、スマートフォンでも地図と道案内が使えます。それでも紙の地図には、画面の大きさに縛られず、旅の全体を一度に見渡せるよさがあります。山の中で電波が届きにくい所や、スマートフォンの電池が少なくなったときにも、紙の地図なら困りません。

旅の前の晩に紙の地図を広げ、通る道や泊まる場所に印を付けておくと、ナビの案内が思っていた道と違うときにも気づけます。家族で行き先を話し合うときにも、一枚の地図を囲むと分かりやすくなります。車と旅の道具の移り変わりは、歴史の本でたどるのも楽しいものです。

書籍は、価格と型番を確かめた品がまだありません。確かめ済みの車中泊の道具はグッズのページで比べられます。

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まとめ

  • 地図の上に自車を表示するナビは、1981年に生まれました。
  • GPSのない時代は、方向と距離のセンサーで車の位置を計算していました。
  • 紙の地図は、旅の全体を見渡すときや電波のない所で今も役立ちます。

次に読む車と旅の歴史の話は『歴史・雑学』のコーナーに集めています。数字で見る市場の移り変わりは読み物『数字で見る日本の市場』へ。前の回は、持ち運べる電源が広まった理由でした。

出典

この記事の数字と決まりを確かめた資料です。

  1. 本田技研工業(Honda公式サイト)「テクノロジー「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」」(確認日 2026-10-17)
  2. 本田技研工業(Honda企業情報サイト ニュースルーム)「世界で初めて自動車用ジャイロを実用化した運転補助装置「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」を開発(1981年08月24日)」(確認日 2026-10-17)
公開 確認日 2026年10月17日(出典を確かめた日)運営の方針・出典の決まり・誤りの訂正

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