キャンピングカーの常設ベッド:寝具を敷いたままにする
撮影 Danny6060 / CC BY-SA 4.0- 常設ベッドに寝具を敷いたままにする利点
- 敷きっぱなしの寝具に起こりやすいこと
- 楽さを生かしながら湿気をためない手入れ
敷いたままは楽。ただし湿気とダニに気をつける
キャンピングカーの常設ベッドは、寝具を敷いたままにしておけるのが大きな利点です。着いたらすぐ横になれ、朝の片付けも短く済みます。その一方で、敷きっぱなしの寝具には湿気がこもりやすく、ダニも増えやすくなります。楽さは生かしつつ、乾かす日と洗う日を決めておくのが答えです。
大阪府の茨木保健所は、家の中でダニのアレルゲンが多い場所として寝具を挙げ、「布団を敷き放しにしていたりすると、布団1枚当たり400匹以上に増え、多い場合は40,000匹も見つかることがあります。」と書いています。家の布団についての説明ですが、敷いたままにする車のベッドでも同じことが起こり得ます。
撮影 Douglas Paul Perkins / CC BY 3.0敷いたままにするときの手入れの表
| 手入れ | 案内にあること | 車のベッドでのやり方 |
|---|---|---|
| カバーとシーツを洗う | カバー、シーツ類は週に1回は洗濯 | 旅のたびに外して持ち帰る |
| 寝具を乾かす | 日光干しは湿度の少ない時間帯に、裏表まんべんなく | 晴れた日に寝具を外に出す |
| 干せないとき | 布団乾燥機を使用するのもよい | 家に持ち帰って乾かす |
| カバーをかける | 布団類には必ずカバーをかける | 敷いたままでもカバーで覆う |
| マットの下 | 案内には無い(車のベッドで加える手入れ) | マットを立て、下の板に風を通す |
環境再生保全機構の小児ぜん息の案内は、「布団類には必ずカバーをかけ、カバー、シーツ類は週に1回は洗濯をしましょう。」としています。また「布団類の日光干しは湿度の少ない時間帯に、裏表まんべんなく行います。」と書いています。
ただし、干すだけでは足りません。大阪府の案内は「寝具類も干してたたくだけでは、ダニは除去できません。」とし、シーツを外して掃除機をかけるよう勧めています。環境再生保全機構の案内も、布団を乾燥させた後に両面に掃除機をかけるよう書いています。
ダニが増えやすい季節を知っておく
大阪府の案内は、ダニの数が「一般に6から8月に」最も多くなり、ダニのアレルゲンの量は約2か月遅れて8月から10月にピークになるとしています。夏から秋の旅のあとは、とくに寝具を持ち帰って乾かし、カバーを洗っておきましょう。
撮影 Syced / CC0敷いたままにするときのチェック
- 旅から帰ったら、カバーとシーツを外して洗った
- 晴れた日に寝具を干すか、家で乾かした
- 乾かしたあと、シーツを外して寝具に掃除機をかけた
- マットを立てて、下の板に風を通した
- しばらく乗らないときは、寝具を家に持ち帰った
車のベッドの寝心地は、マットの厚みでも変わります。寝具を外したときに、マットの状態も一緒に見ておきましょう。
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まとめ
- 常設ベッドに寝具を敷いたままにすると、準備と片付けが楽になります。
- 敷きっぱなしの寝具はダニが増えやすいので、カバーを洗い、寝具を乾かす日を決めましょう。
- 夏から秋の旅のあとは、とくに寝具を持ち帰って手入れしましょう。
次に読む寝床の工夫は『寝床づくり』のコーナーへ。一般の車での寝床の作り方は読み物『一般車の寝床づくり』でも紹介しています。前の回では、二段ベッドの上の段の落下防止を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 大阪府 茨木保健所「ダニとアレルギーの関係(更新日 2024年8月19日)」(確認日 2026-10-17)
- 独立行政法人 環境再生保全機構(ERCA)「小児ぜん息Q&A Q4-5 寝具はどのようにしたらよいのでしょうか?」(確認日 2026-10-17)
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