キャンピングカーのバンクベッド:上り下りのはしご
撮影 Wjwalrus / CC BY-SA 3.0- バンクベッドのはしごを使うときの基本
- 夜中に降りるときの明かりの備え
- 転んだり落ちたりしたときに気をつけること
はしごは、固定を確かめてから使う
キャブコンの運転席の上にあるバンクベッドは、はしごで上り下りする寝床です。上り下りの前に、はしごがきちんと掛かって固定されているかを確かめ、両手でつかまって、はしごの方を向いて一段ずつ降りるのが基本です。
国民生活センターは、脚立やはしごからの転落事故について、20歳以上の大人の事故が458件報告され、そのうち転落事故が433件で約95%を占めていたと公表しています。高い所からでなくても、バランスを崩すと大きなけがにつながることがあります。この公表は持ち運べる脚立やはしごの事故をまとめたもので、車のはしごを対象にしたものではありませんが、使い方の注意は参考になります。
はしごを使うときの表
| 場面 | すること | 国民生活センターのアドバイスとの関係 |
|---|---|---|
| 上る前 | はしごの掛かり具合と固定を確かめる | 確実に設置し、バランスを崩しにくい姿勢で使う |
| 足元 | 足が滑らないようにして上り下りする | 滑りにくい靴などを準備する |
| 手 | 荷物を持たず、両手でつかまる | バランスを崩しにくい姿勢で使う |
| 夜中 | 明かりをつけてから降りる | (夜の明かりは次の節) |
| 落ちたとき | 頭を打ったら自己判断しない | 転落した場合は、自己判断せずに医療機関を受診する |
国民生活センターは、消費者へのアドバイスとして「確実に設置し、バランスを崩しにくい姿勢で使用しましょう。」と書いています。また、「転落した場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。」とも呼びかけています。
夜中に降りるときは、明かりを手の届く所に
夜中にトイレなどで降りるときは、足元が暗いと踏み外しやすくなります。寝る前に、明かりを手の届く所に置いておきましょう。首相官邸の家庭での備えの案内も、「手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。」としています。車のバンクベッドでも、枕元に小さな明かりを一つ置いておくと安心です。
- はしごの掛かり具合と固定を、上る前に確かめた
- 上り下りのときは、両手でつかまった
- 荷物は、先に下の人に渡すか、あとで取りに行く
- 枕元に、手の届く明かりを置いた
- 頭を打ったら、自己判断せずに受診すると決めた
バンクベッドの寝心地は、マットで変わります。上り下りの多い寝床ほど、横になったときの快適さも大切です。
価格はメーカー・販売元の公式ページの表示を確認日に見た物です。今の価格・在庫は販売先で確かめてください。
まとめ
- はしごは、固定を確かめてから、両手でつかまって一段ずつ上り下りしましょう。
- 夜中に降りるときは、手の届く所に置いた明かりをつけてからにします。
- 落ちて頭を打ったら、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
次に読む寝床の工夫は『寝床づくり』のコーナーへ。一般の車での寝床の作り方は読み物『一般車の寝床づくり』でも紹介しています。前の回では、ダイネットのテーブルと座席を寝床に組み替える方法を取り上げました。
出典
この記事の数字と決まりを確かめた資料です。
- 独立行政法人 国民生活センター「思わぬ大けがに!高齢者の脚立・はしごからの転落-医療機関ネットワークからみる危害の実態-(2019年3月28日公表・2024年9月12日更新)」(確認日 2026-10-17)
- 首相官邸「災害が起きる前にできること(家具の置き方、工夫していますか?)」(確認日 2026-10-17)
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